公開日:2018年02月27日

外来からのみなしの訪問看護を行ってみて、改めて実感したこと

こんにちは、札幌の在宅&外来診療医@今井です。

昨年から外来診療開始していますが一緒に外来看護師さんによる訪問看護もスタートしています。外来看護師さんがみなしの訪問看護をやってみて改めてわかったことを少し書いてみたいと思います。

 

①患者さんが訪問看護をスムーズに受け入れてくれる

外来で声かけして関係を築いてから訪問看護に入るため、看護師、患者さん双方ともに受け入れのハードルが低い印象です。看護師にとってもやりやすいし患者さんや家族にとってもやっぱりすごく受け入れがいいっていう印象があります。

②訪問看護がステーションより動きやすい

基本的に現在医療保険での訪問看護に限定していることもあり担当者会議やケアマネさんへの連絡などもなく医師の判断だけで訪問看護導入できるので非常に看護師さんが動きやすいです。

③外来とは違う面をみることができる

外来診療で見せる患者さんや家族の顔とはやっぱり違う側面をみることができます。当たり前ですが在宅での患者さんの顔をみることで外来での看護に活かすことができて非常にいいです、との感想でした。

④全体をイメージしやすい

外来で医師と一緒に活動しているため訪問看護での患者さんや生活の全体像の把握がしやすいとのこと。どうしてもステーションだけではしづらい医師との連携も外来からの訪問看護ならしやすいとの話でした。

⑤他職種につなぎやすい

これも③や④と同じ話ですが、全体像がよくわかり在宅でも外来でもみる事ができる患者さんや家族のことをよく理解していると、ケアマネさんやデイなどの通所や、その他訪問系の職種との連携がしやすく連絡もとりやすいです。

⑥書類管理が楽、というかない

これもみなしの訪問看護の医療の特徴ですがカルテ記載だけで書類管理がないため楽でストレスレスですね、っていうことを再認識しています。

 

いかがでしょうか?皆さんの病院、診療所は外来からの訪問看護してみませんか?よければご参考にしてみてくださいね。御意見あれば連絡ください。あと実際自分でもやってみたいと思う看護師さんいたら連絡お待ちしていまーす

 

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