国立青少年教育振興機構の<高校生の心と体の健康に関する意識調査―日本・米国・中国・韓国の比較>が面白い!!

こんにちは、子供の寝かしつけ現在進行中の札幌の医師@今井です。

国立青少年教育振興機構から<高校生の心と体の健康に関する意識調査―日本・米国・中国・韓国の比較>という資料がつい先日発表されましたが内容が個人的に面白かったのでご紹介します。

どうしても日常的な空間の中にいるとこの状態が普通なんだと思ってしまいがちですが、各国の比較をみてみると日本が逆に飛び出ている部分もあるわけで

常識ってそもそもなんだろうな

って疑問に思いますよね。この感覚大事にしていきたいですね~・・ではみていきましょう。

 

高校生の心と体の健康に関する意識調査―日本・米国・中国・韓国の比較

○基本的に日本の高校生はインドアなんですね。これは言われなくてもよく理解できますね。

○食事に対しての意識は日本が突出して高いですね。イメージとして中国が高いのかと思っていましたが違いました~。あとスマホや携帯操作しながらご飯ってなんだろ?うちならソッコー鉄拳飛びますが・・・

 

○体系に関してはホントに日本の高校生は自己肯定感低いですね。根底にあるのは自分がどう感じるかという自分の中の基準より、他人の基準や一般的に流布されている<痩せているのが普通>っていう広報、感覚が優先されているんでしょうね。

アメリカ人なんて肥満体系の人でも40%は自分は普通だって思っているんだから(笑)これはこれで問題でしょうがこの自己肯定感は大事にしたいですね~。

高校のときから人の評価ばかり気にして生きていくと楽しくないじゃないですか?もっと自由に考える、判断する素地をつくる必要がありますね、日本の高校生は・・・

○これも体型の所と同じですよね~。自己肯定しすぎるのも問題ですが、しなさすぎると生きるのがつらくなりますよね。これって先天的な問題ではなく明らかに後天的な社会的、教育的な要素が大きいと思いますよ。

どうにかできないですかね・・・

 

○親からの信頼は十分感じている子が多いのはいいですよね。これは素直にいい点だと思います。一方学校の先生は・・・・これもこれだけ低いのはやっぱり少し気にしなければいけない点でしょうか。先生個人の問題というよりシステム的な問題が大きいのでしょうね。

○ネットの使用時間や頻度はやっぱアメリカがダントツで飛び抜けていますね。これだけITやネット、スマホなどが身近にあって使用時間が長ければ確かに革新的な技術が馬える素地はアメリカに大きいのも何となく理解できるような気がします。単純に費やす時間が多い=だからいい技術が生まれるとはいえないでしょうが、それでもこれだけネットリテラシーが高いのはすごいですよね・・・

 

○過去の統計との比較ですがこれはこういう風に変遷してきているのを理解するのも面白いですね。5年後10年後にはどうなっていくのか・・・自己肯定感が徐々にでも高くなっていくのは普通に考えてもいい点ですかね。

 

ということである程度資料抜粋しましたが自分で図の意味を考えながら読み込んでいっても比較ができて楽しいですよ。是非原文みてみてくださいね~

 

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新専門医制度に本当に価値はあるの?MRICのこの記事をみてあなたはどう考えますか?

こんにちは、毎日外来診療中の札幌の医師@今井です。

新専門医制度は該当する医師の90%以上が参加するとのことですが、そもそもの前提として新専門医制度ってどれだけ価値があるんでしょうか?

専門医=その分野での診療が一定水準である、という価値にはありますが本当にこれからの時代の日本で求められてくる医師の臨床能力がこの新専門医制度での研修で養われるのでしょうか?

制度設計をみる限りかなり疑問符ですよね。と思っていたらMRICにこんな記事がでていました。

Vol.068 若者よ。地域医療に関わろう

部分的に抜粋しますね。

<さらには、最近になって、様々な大学の医学生から相談を受けるようになった。その多くが、「地方勤務を希望しているが、地方に行ってしまっては生き残ることが難しいと教員からアドバイスされる。教員たちの勧めにしたがい、大学病院に残らないと活路がないのではないか?」というものだ。まだ、経験を十分に積めていない医学生たちに対してのこの種のアドバイスに、懸念を感じる。>

<私の提言としては、「できる限り早いうちに、地方にかかわったほうがいい。」というものである。「最先端医療から遅れるから、大学でまずは研修したほうがいい。」というアドバイスは残念ながら該当しない。>

 

高橋先生はできるだけ早期から地方に行った方がいい理由として以下の3つを挙げています。

1)診ることのできる最先端医療には、限界がある。

2)基本である診断の実力をつけることができるのは地域病院である。

3)幅広い医療者との関わりができる。

 

要は自分のキャリアをどうしていくのか、ということを考えた上での選択になるのかなと思います。特定の分野で最先端の医療を行っていくのなら、やはりある程度その症例数のある医療機関にいって専門医とならないとムリでしょう。

そうではなくて何でもみれるようになるための総合診療医として地域で活動したいと言うならば自分もこの意見には賛成ですね。付け加えるなら

4)他の人と違うことをすることが希少価値につながる

5)医療者が地方に少ないから短期間で総合診療に必要な経験を積める

なども理由になるでしょうね。

他にはもしオンラインやAI,その他諸々興味あることの研究をしてみたいと考える場合も、ある程度オンオフはっきりしているなら地方で医者やりつつ同時並行してやりたい事やるのも面白いかも知れませんね。あんまり専門医ってしばりに囚われない方がいいかも知れませんよ。

とにかく大事なことは将来を見据えて行動することです。人のアドバイスも大事ですが何より自分がどうしたいのかを考えて行動していきましょう!

 

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5年後には病院やクリニックがトークンを発行する時代がくる!トークンエコノミーの時代にむけて医療機関が準備しておくべきことは何か?

こんにちは、札幌の在宅医&かかりつけ医@今井です。

2018年現在からみてちょっと先の話をします。興味ある方は一読してくださいね。

医療機関がトークンを発行する時代がくる!

これからトークンエコノミーが徐々に浸透するにつれて、さらにCosmosのような仕組みがさらに成熟されてくると医療機関が独自のトークンを発行するということは当たり前になってくるでしょう。この目的はオンライン上でのプレゼンスを高めるため、地域での独自の流通硬貨をつくりその地域での影響力を大きくするため、という目的になるかと思います。ある程度の規模の医療機関であれば10年後くらいには考えるかと思います。

ただ将来的に保健医療機関がトークンを発行するのには制限がかかる可能性もありますし、保険診療をトークンで利用可能にするということには絶対にならないはずです。あくまで医療はJPYがベース、というのはこの国に住んでいる限りかわらないことだと思います。

医療のどの分野でトークンが流通するの?

では医療分野では今後どのような分野でトークンエコノミーが発展するのか。自分は以下の分野だと考えています。

①AI診断などを何らかの形で使用する時

②オンライン診療、セカンドオピニオン

③実際の医療介護分野での自費サービス

保険分野もそうですがトークンが使用可能となるのは自費の分野が主体となっていくのではないかと思います。その分野でのトークンであれば制限ないでしょうしトークン⇔円⇔他のトークン、などの変更も可能になるでしょうから・・・・夢が広がりますね。ザイタクトークンとかつくろうかな・・

もしかしたらもっと発展したらこれ以上のサービスも扱うことはでてくるでしょうが2018年現在の今井の頭ではこの程度しか思いつきませんよ・・どんどん変化するでしょうからその都度検討していくことは必須でしょうね。

医療機関は何を準備しておくべきか?

ということで10年後は色んなトークンがトークン同士で交換されていくのが当たり前の時代となるでしょうから医療機関として何を準備しておくべきか・・・・

まず間違いなく可能であればオンラインでの診療やセカンドオピニオンなどは充実させていきたいですよね。

あとは可能なら保険外のサービスでどう付加価値をつけるのか、も今から開始する必要があるかと思います。おそらく保険外の分野での競合は一般企業となるでしょうが質の面では医療機関に圧倒的な積み重ねやノウハウがあるため医療介護分野での自費サービスに関しては一般企業が太刀打ちできないものをつくることができるでしょうね。

保険外でのサービスをトークン化して流通し多くの人に利用してもらう、これができる医療機関は圧倒的にその地域で強者となると思います。

 

さてでは当院は何をしていくか・・・・自分としては、生まれ育った札幌のこの地で医療を頑張ってやっていきたいと思っている&AI研究や投資などはちょっとノウハウもないし厳しいなと考えているので、やっぱり保険診療外のサービスを少し考えて行きたいと思っています。

 

考えとしては

①ALSや癌末期などの患者さんや認知症患者さんのレスパイト施設を保険外でつくる

②そこの利用料、付随するサービスに関してはトークンでの支払いとする

③その他自費のリハビリプログラムや看護師やヘルパーさんのサービスなどもトークン払い可能とする

④その他地域でのボランティア活動などでもトークンがもらえるようなシステムつくる

⑤利用者が増えればトークンをある一定の値段で流通できる

⑥Cosmosなどで他のトークンとも交換でき地域経済の中で当院のトークンも使われるようになる

などをすれば地域で循環し、かつ実際に役に立つトークンエコノミーが小規模だけれどもできるようになるのではないかな、とかって思います。

 

先のことなのでまだ確信はできませんが、今年はそんな事業にも手をつけて将来のトークンエコノミーの普及に備えて準備していきたいと思います。

全ては患者さんに使い勝手のいい、さらに医療機関にとってもメリットのあるシステムをつくるためですね・・・

興味ある方、もしくは実際医療機関でのトークン導入などしてみたい方いたら気軽に連絡ください。多分あと10年はどの医療機関もやらないと思うのですが今井はどんどんやってみたいと思っていますよ~!

 

 

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5月から看護師さんが入職します。在宅医療は間違いなく楽しい!札幌近郊で興味ある医師や看護師さん連絡待ってますよ~

こんにちは、本日も外来診療中の在宅医@今井です。

明日から4月ですが新しくこられる医師や看護師さんと一緒に働くの、凄い楽しみですね。やっぱり人がたくさんいるとできることも増えますし、色んな考えに影響を受けながら活動していけるっていうのすごい貴重だと思います。

まして当院にくる医師や看護師さんってやっぱり在宅医療に興味のある医療者っていうバイアスもありますので、基本的には患者さん目線でのケアや医療ができる医療者です。そんな人と一緒に働くと自然と自分の目線、意識も高くなってくるので相乗効果あるいい職場の雰囲気ができているんじゃないかなって思います。自画自賛してすみません・・・・

昨日面接した看護師さんもすごい優しそうな看護師さんだったので5月からの入職になりそうです。既に南区にオープン予定の和田先生の分院に関しても医師2名体制での診療がスタートできそうですし、どんどん札幌の在宅医療を自分達の手で充実させていきたいですね!

 

ということで在宅医療に興味のある医療者は気軽に連絡ください。診療所やステーションでの勤務も楽しいですし、さらに今年の後半にはALSや癌の終末期の患者さんの在宅目線に立ったレスパイト的な施設など、他の介護系の施設とは一味違った事業もしたいと考えています。

行動しないといつまでも始まりませんよ!興味ある方連絡ください。

 

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医療関係者なら3月29日公表の<人生の最終段階における医療・ケアの普及・啓発の在り方に関する報告書>は一読すべし!

こんにちは、札幌の在宅緩和ケア医@今井です。

本日も急遽往診が入りそうでドタバタとしています。隙間時間をみつけてサクサク更新です。

3月29日に厚生省から<人生の最終段階における医療・ケアの普及・啓発の在り方に関する報告書>が公表されました。

現時点での一般の方、医師、看護師、介護士さんの意識や知識、情報がどの程度なのかよくわかる資料ですので是非一度みておくことをお勧めします。

自分なりに資料を読んで気になった点は

○人生の最終段階に関する医療についての会話がないのは、単純にきっかけがないからって言う人が多いんだな→裏を返せば興味がない訳ではないのできっかけさえあれば話はすることになるんでしょうね。

○その情報を受けたいのはやっぱり医療機関からなんだ→在宅医療を実践しているクリニックがもっと情報発信しないと!!

○ほぼほぼ大多数の国民は事前指示書の作成に賛成で、ある程度意識がなくなったとしても代理人にそれにそって意思決定してもらいたいと考えている。ACPにも賛成が多数。

○癌終末期であれば自宅で過ごしたい人が多いけれど、認知症であれば施設が希望の人がやっぱり多い。家族の迷惑にはなりたくないと考える人がほとんどなんですね。

 

あげればきりがないのでこのくらいにしておきますが、やっぱりある程度現実の医療者や一般の人がどのように考えている人が何割程度いるのか、アバウトでもしっておくことは医療者としては大事でしょうね。

5年後10年後の調査はどうなっているのか・・・・そっちも興味がつきないですね~

興味ある方続きどんどん読んでくださいね!!

 

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看護協会主催の訪問看護師養成講習会が2週間×2でも可能となりました。訪問看護に興味ある看護師さん研修いきましょう!

こんにちは、訪問看護師養成講習会に人を出すのに、2か月近く-1人となるのをいつも懸念していた札幌の在宅医@今井です。

今年からこの研修が2回にわけてもOKってなったの皆さんご存知ですか?正直これもっと早い段階で知っていたら研修だしてあげてもよかった看護師さんいたんですが・・・・看護協会さんもっと早く情報だしてくださいよ!

今年からここが変わるようです!

  • 日程が32日間になりました。
  • 従来の連続して受講する「集中コース」のほかに今年と次年度の2期にわけて受講できる「分散コース」が新設されました。
  • カリキュラムが変わり、新しい科目が加わりました
    リスクマネジメント論(リスクマネジメント、災害対応)、がん看護、導尿・透析、在宅移行支援 等

北海道看護協会 訪問看護師養成講習会 より

背景としては、送り出す事業所側の負担が大きく受講者数が伸び悩んでいるっていうのが一番大きいのでしょうね。

看護協会としても研修を修了した看護師が多くないと発言権が小さくなってしまう訳で・・・多少研修の期間を短くしたとしても現時点では数を多く要請する&現場の負担を減らす方が現実的だと考えたのでしょう。

 

いずれにせよ研修が2期に分かれるのは悪くない案です。訪問看護に興味のある看護師さん、訪問看護実践しておりさらにもうワンステップ上にいきたい看護師さん、来年度になりますが是非参加しましょうね~

 

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当院の2018年1~3月の診療実績の報告します【複数医師体制で外来、在宅ミックス診療所の場合】

こんにちは、札幌の在宅療養支援診療所の医師@今井です。

早いものであっという間に3月が終わろうとしています。皆さんの中には在宅療養支援診療所がどの程度の診療しているのか興味のある方もいるのではないかと思いますのでこの3か月の当院の診療実績を簡単ですがご報告してみたいと思います。

医師は4日や5日勤務の人もいますが、6人で診療していると思ってください。

2018年1~3月の在宅部門の診療実績

定期訪問診療 :2006回

往診     :138回

緊急往診   :28回

夜間早朝往診 :30回

深夜往診   :23回

休日往診   :13回

退院時カンファ:34回

初診患者   :60人

看取り    :28人 うち自宅26人

 

となっています。どうでしょうか?以外と定期の訪問診療回数少ないですねと思われるかも知れませんが居宅メインで訪問診療しているとこのくらいになるんですよね・・看取りの患者さん数はこのくらいが質も落とさずに診療できるいい人数でしょうか、もう少し診たい気もします。

個人的には休日往診は割とすくないかなと思いました。・・・3か月で13回となると月平均4回、大体週末日中は1回出動となるかどうかってことですよね。なので24時間365日待機って思っても平日の準備をきちんとしていれば週末や夜間深夜もそんなに不必要には呼ばれなくなります。やっぱり何事も事前の準備をきちんとすることは重要ですよね~。

 

と言う訳で簡単に当院の診療実績の報告でした。いかがでしょうか?皆さんのまわりの診療所も大体こんな感じなのではないかなと思いますよ。何かの参考にしてみてくださいね。

 

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【告知】少し早いですが4月の健康教室は18日に行います。在宅医療に関しての訪問診療医の話がメインですよ!!

こんにちは、今回は4月の健康教室の告知ですよ。

4月は18日に行います。内容としては”住み慣れた地域で暮らしていくためには”という題名で当院の和田先生(忙しかったら今井もしくは他の医師)が在宅医療を行っている訪問診療医からみて感じていることをお話したいと思います。

実際地域の方は高齢になるにつれて今後体調が変化したときにどうしたらいいだろう?自分が望むような生き方をするためにはどう準備をしたらいいだろう?制度はどうなっているだろう?など色んな点が気になることでしょう。

少しでもそんな疑問を解消する教室、講演となればと思いますので是非ふるってご参加くださいね。

 


画像や検査結果の判断はAIの仕事となると、医師の仕事何になるのか?本質が問われる時代になりそうです。

こんにちは、あっという間に3月も終わってしまいましたね。本日もかわらず診療の医師@今井です。

AI関連で面白い記事をみつけましたので以下に部分的にご紹介です。この分野の記事をみるのは面白いですね。

人工知能による「トリアージ」が脳卒中の患者を救う──米食品医薬品局に認可された診断用AIの実力

病気の発症から治療開始までの時間を短縮するために、医療画像の「分析」を人工知能(AI)に任せる動きが進んでいる。脳卒中や糖尿病網膜症で治療の優先度を決める「トリアージ」に活用したり、病気の臓器の進行や治療効果を自動で記録したりする。米食品医薬品局(FDA)も専門部署を設け、機械学習アルゴリズムを使ったソフトウェアを認可し始めた。

Viz.aiの最初の製品は、「時間との戦い」に打ち勝つため、救急(ER)患者のCTスキャンを自動解析するというものだ。iPhoneが写真から猫を見つけるのと同じような機械学習アルゴリズムを利用して、脳の主要な血管の中の閉塞箇所を発見するよう学習させた。

脳卒中の最も一般的な病態である閉塞らしきものをソフトウェアが発見したら、脳神経科医のスマートフォンに写真の確認依頼の通知が届く。ソフトウェアはさらに、最も重要と判断した写真に自動でフラグを付ける機能も備えている。

FDAの認可が下りたということは、すなわち世界で最も注目されている医療規制当局が、AIアルゴリズムの臨床利用に門戸を開いたことを意味する。Viz.aiのアルゴリズムも認可にあたり、FDAは、規制対象の新たな区分を設けた。スキャン画像を分析し、最も緊急性の高いものを専門医に知らせる「トリアージツール」という区分だ。

FDA広報官のひとりによれば、FDAは安全なデジタル医療ツールの早期実用化やイノヴェーションの促進に向け、審査プロセスの改善を図っているという。FDAには17年、デジタルヘルスを専門に扱う部署[日本語版記事]が誕生したばかりだ。AIを活用した医療サーヴィスも含まれる。

AIを使って疾病と闘う研究者はほかにもいる。スタンフォード大学とグーグルは、皮膚がんや目の疾患について、機械学習ソフトウェアが熟練した医師と同じくらいの精度で病気を発見できることを示した。

サンフランシスコで医療画像関連サーヴィスを手がけるArterysは18年1月、スキャン画像を分析してがんの治療に利用する機械学習ソフトウェアでFDAの認可を取得した。Arterysのアルゴリズムは、肺の結節や肝臓の病変に自動でハイライトを入れ、時間の経過とともに成長しているか、それとも治療に反応しているかを自動で記録する。

アイオワシティに拠点を置き、医療のオートメーション化を進めるIDxは、さらに大胆なAIの活用法を提案し、製品の認可をFDAに申請している。プライマリーケアクリニックにおける糖尿病網膜症の診断の向上を目的としたソフトウェアで、すでに臨床試験を終えている。

糖尿病網膜症は糖尿病の合併症のひとつで、専門医による治療がなければ失明にもつながる。この診断のために、非臨床職員が患者の網膜の写真を撮り、ソフトウェアが分析し、結果をプライマリーケアクリニックの医師に送る仕組みだ。

未来の不確さは、放射線科医たち自身にとっても同じことだ。高性能な機械学習ツールが広く普及したら、彼らは職を失ってしまうのだろうか? 米国放射線学会のAI諮問委員会で委員長を務めるジェラルディン・マクギンティによれば、AIの活用が過度に喧伝されるせいで、医学生たちが放射線科を敬遠する懸念があるという。

マクギンティは、テクノロジーを利用して患者を救いたい者こそ放射線科を選ぶべきだと反論する。アルゴリズムは人の能力を強化するものであり、人を無用の長物にするわけではないからだ。「患者のために最も効果的にAIを活用できる分野を専攻したいなら、放射線科が最適なのです」

 

 

いやー、本当にこの分野のニュースの内容は夢がありますね。これからは医療プロセスの大部分をAIが担う時代がやってくるでしょう。医師の仕事ってAIの結果を確認、間違いがないかどうかを判断しそれを多職種に指示を出して治療を開始する、ということになります。医師に求められるのは患者さんや多職種を説得できるコミュニケーション能力、倫理的な価値観などなど、今とは少し違ってくるでしょうね・・・

ただ医師の仕事の本質が対話をベースにした診療であることは変わりないでしょうから、AIでは補いきれない内容も必ずあります。そこの部分で付加価値をだせるかどうかがこれから生き残れる医療者となるかどうかの分かれ道でしょうね。

あと文章の最後にあるように、これから医師になるのであれば放射線科が絶対お勧めですね。自分が今研修医なら本当に放射線科選んでAIやブロックチェーンを基にした診断システムや情報インフラの研究始めるかも・・・現状も少しやりたい気もしますが、何せ臨床も慕ってくれる患者さんもいますし何より楽しい!時間もないので難しいかな・・・

皆さんのご意見はいかがですか?よければ教えてくださいね。

 

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在宅医療の現場で患者さん宅の防火点検してますか?厚労省の資料が実用的ですよ~。

こんにちは、さくさくと更新する札幌の在宅医@今井です。

在宅患者さんの自宅って結構火災のリスク高いところありますよね。独居でタバコ吸う患者さんであれば畳の焼き焦げや枕元の吸い殻入れなどは日常的に目にします。

厚生省の介護保険最新情報Vol.625の通達で防火のための住宅チェックリストでていましたので実践的な内容かなと思いましたので一度チェックしておいてもいいかなと思います。アセスメントシートして使ってもいいかも

 

 

あたり前のようですがこのあたり前のことがクリアできていない患者さんって結構多いんですよね・・・

たばこの吸い殻は、灰皿に水を入れて処理する。
寝たばこは、ゼッタイしない。

 

・・・高いハードルですが頑張りましょう!!

 

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