保険で認められていない在宅緩和ケアの薬のリスト~病院から在宅につなぐときに参考にしてください

こんにちは、札幌の緩和ケア医@今井です。

これまで多くの患者さんの緩和ケアを在宅で行い看取りをしてきましたが、病院では使用できていた薬が在宅では保険適応外となることがあります。というかありました。

国は在宅緩和ケアを推進したいなら保険適応も見直せ!!

と強く言いたいですが現実は厳しいです。病院の先生、もしみていたら以下の薬をできれば他の薬に調整して在宅につなぐことも考えてください。在宅医は患者さん第一で継続して使用していますが保険では切られて泣いています。

以下自分がこれまで保険診療上在宅では使用不可とされた薬列挙しますので是非ご参考にしてください。

ケタラール

オリベス

ロピオン

アセリオ

セニラン

ドルミカム

アレビアチン

イーケプラ

ザンタック(他薬剤との併用不可)

オメプラール(他薬剤との併用不可)

 

1週間くらいではまあ許容範囲ですが1か月分保険が認められないと報酬の1/4がこれらの薬剤のためにとられることもあります・・・・

できれば病棟の薬をそのまま在宅緩和ケアの分野でも使用できるようにしてほしい!!ダメなら病棟の緩和ケアの先生この現実は理解してくださいね!これは札幌だけの問題ではないような気がしますが皆さんの地域ではどうですか?対策や現状などよければ是非教えてください・

 



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プロフェッシヨナルかアマチュアか、訪問看護師のレベルがわかるたった3つの質問

こんにちは、本日も往診している札幌の在宅医@今井です。

当院は札幌の宮の森という比較的高級住宅地に位置しているクリニックであるため、毎日の患者さんの中に必ず医師や大学教授、会社社長など社会的地位が高い患者さんが多い印象です。まぁだからといってやることには変わりはないのですが医療って地域によってだいぶ違うな、というのは実感しています。外来診療も在宅医療もそれぞれ特色があって面白いですね。

 

ところで皆さん訪問看護師さんにもプロとアマチュアがいるのを知っていますか?両者の違いをどう見極めるのか、そもそも訪問看護について知らない人が判断はできないと思いますので在宅医療者から教えてあげたいと思います。

プロフェッショナルな、質の高い訪問看護師さんは次の3点の質問をした場合必ずyesと返事がきます!!

人間的な暖かさを患者さんや家族に感じさせることができますか?

病状予測をきちんとでき、患者さんや家族に適切に伝える事ができますか?

時には医師の指示を越えて行動できますか?

 

この3点を満たす訪問看護師さんを自分はプロフェッショナルな訪問看護師さんとして尊敬しています。このどれか1つでもできないっていう訪問看護師さんはもう少し頑張りが必要でしょう。(もちろん24時間対応ができない、看取りをしたことができないっていう看護師は論外です)

一般市民の方は自分の所にくる訪問看護師さんが本当に信頼できるプロか判断するのは結構難しいでしょうが、上記を判断基準にしてもらい訪問看護師さんのレベルを判断してもらえればと思います。

質の高い訪問看護=質の高い生活となります。逆もまたしかりです。遠慮なく訪問看護師さんと対話を重ねてください。それが結果的には看護師の質の向上にもつながるでしょう。

いかがでしょうか?参考になれば幸いです。上記の内容に何か質問あればいつでもご連絡ください



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認知症を治療する医療機関を選択する時に確認するべき8つのポイント

こんにちは、札幌の宮の森でもの忘れ外来行っている脳神経外科専門医@今井です。

さて表題の如く今回のブログは認知症の診療に関して諸々思うことを書いていきたいと思います。

突然ですが皆さんは認知症の治療に際し重要なのはなんだと思いますか?

診断をつけること??

確かに重要っちゃ重要ですがそれが全てではありません。

最近の時代の流れとしては早期に診断をつけることが最重要視されていますが本当に診断だけが重要なのでしょうか?

一部の病院やクリニックでみられる診断をつけて投薬加療→以降経過みながら投薬の調整をしていく、それだけが認知症治療のあるべき姿でしょうか?

いえいえ、もちろん違います。認知症の治療にあたって最も重要なポイントは患者さんの生活を理解した上で医療と介護両方の治療とアドバイスができ、必要な情報を提供できること、これがもっとも重要です。

なので診断と治療はわけて考えましょう。

患者さん家族は大きな病院こそいいはず!!、と信じている方が多いですが、診断はさておき認知症の治療に関しては上記の点を踏まえた上で治療してくれるクリニックを考えた方と個人的には考えています。

という訳で以下患者さんや家族が認知症を治療する医療機関を選択する時に抑えるべき8つのポイント

①その医師が在宅医療を実践しているか

②ケアマネや訪問看護、介護保険の制度のことをよく理解しているか

③普段は外来受診であっても体調不良時には往診してくれるか

④必要時すぐに訪問看護での対応を依頼できるか

⑤クスリをできるだけ減らすように考えてくれるか

⑥GHやショートステイ、施設などの情報をきちんと提供してくれるか

⑦家族の介護状況まで確認してくれ、さらにアドバイスもくれるか

⑧安易に入院を勧めないか

 

上記8点はできるだけ確認するようにしてみてください。

認知症の治療は大きな病院より在宅医療を良く理解している診療所で診てもらった方がいい!

いかがですか?皆さんのご意見も教えてください。



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