公開日:2018年02月05日

自宅で過ごすことの素晴らしさ~在宅医療で感じる自宅の持つ不思議な7つの力

こんにちは、札幌宮の森の在宅&在宅緩和ケア医@今井です。

自宅には不思議な力がある!!

これって在宅の医療者ならみんな感じるのではないかと思いますがいかがでしょうか?え?そんなのマユツバだって?いえいえ、本当に病院から帰ってきた患者さんは不思議と元気がでるんですよ~

 

以下今井が思う”在宅医療で感じる自宅の持つ不思議な7つの力”です

痛みの頻度と強さが少なくなる

使用する麻薬の必要量が少なくなります。在宅医療者ならよくある”あるある”ですよね。

食欲がでる

病院ではたべれなかったけれど自宅の慣れた環境で慣れた食器で食べなれたものなら不思議と食べられることあるんですよ~

不穏がなくなる

やっぱり自宅は落ちつきますね。病院であれだけ暴れた人がだいぶ落ち着くこと、これもよく経験します。

よく眠れる

同上。住み慣れた部屋の天井みながら寝るのが一番の睡眠剤となるようです。

意識がよくなる

これも良くありますが覚醒状態がよくなって受け答えできる方増える印象です。

家族も元気に

入院していたときと状態が少しでも変わると介護している家族の方もやる気がでてきて元気になっていくことあります。

余命が長くなる

これもホント不思議なんですが予想より長く寿命が伸びて生活する人って結構いらっしゃるんですよね~、不思議です・・・

 

という訳で在宅医からみた自宅がもつ不思議な力でした~、病院で頑張っている患者さん、無理しないで早く帰ってきた方が絶対いい人生、生活おくれますよ!!!我慢しないでくださいね。

皆さんの経験はどうでしょうか?他にもあったら是非教えてください。