公開日:2018年02月27日
多職種連携の啓蒙は地域で行うべきなのか?本当に必要としているのは・・・・
こんにちは、他職種との連携で在宅医療&在宅緩和ケアを行っている宮の森の医師@今井です。
これまでの診療報酬の改定や医療制度をめぐる話のなかで地域での多職種連携の話って良く聞かれる話題ですよね。がん終末期の患者さんのケアマネと在宅医との連携強化やACPのための多職種での会議などなど・・・
ただ地域での多職種連携って実はもう在宅医療のフィールドではだいぶ行われているのが実情ではないでしょうか?っていうかそれなしには在宅は成り立たないのでやっていないところの方が少ないでしょうね。多職種連携さらに推進していくのは悪くないですが、もっと他のところで多職種連携の啓蒙を行うべきではないでしょうか?
ではどのフィールドでそれを行うべきなのか?
個人的には多職種連携の啓蒙、推進は在宅ではなく病院で、特に急性期や特定機能病院でこそすべきではないかと感じています。急性期病院の医師や看護師、MSWなどに地域での多職種連携の実際を知ってもらい学んでもらう。国は地域での推進の他に病院での啓蒙活動をもっと大々的にサポートすべきと考えますが皆さんのご意見はいかがでしょうか?
医師に限って言えば医学部~研修医までの学びの中で多職種連携の実際や実践などは重要視されていないでしょう。多くの若手医師の意識を変えていくのであれば急性期病院での多職種連携の啓蒙こそが地道ですが非常に重要になってくるのではないかと感じています。拙い連携で患者さんや家族が泣くのはもう見たくないですよね・・・
地域の中での多職種連携を進めるために皆さんは何をすべきだと考えますか?ご意見あれば教えてくださいね。
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