公開日:2021年02月01日

令和3年はクリニックの開業が激減・・・・

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

毎月北海道内の新規開業医科、歯科のクリニック、薬局は北海道厚生局の新規指定保険医療機関のHPに名前がでてきます。

自分は道内の医療機関の情勢の定点観測できる場と考えできるだけ確認するようにしていますが、2月1日に令和3年の1月分の新規医療機関のPDFが公表されていましたね。以下です↓

 

これって普段からここをチェックしている人から見るとかなり衝撃的なんですが、<道内で新規開業のクリニックが2件だけ>というのはほぼほぼみたことがないくらいの状況なんですよね。自分の記憶では年間道内の新規開業クリニックは大体50~60件くらいだったと思いますので、この開業ペースは例年の4~5割程度となるかと思います。

歯科や大手の薬局さん主体の薬局もこれまでの状況ではこれの倍くらい毎月開業、開設されていることを考えると、今回の資料は本当に大きな開業抑制が現状かかっている、もしくは開業すべきではない時代に入ったということを暗示しているデータかと思いましたよ。

今年~来年にかけて開業する先生はよほど慎重にやらないとリスクがかなり高い状況となるでしょうね。診療報酬改定の予測もつけづらいですし・・・逆張りする先生以外は開業はあんまりお勧めしづらい時代かなと・・

 

ということで令和3年の1月のデータから、今年は道内で開業する医療機関が大きく減少、札幌市内でもその傾向はしばらく見られる、という風に個人的には予想しています。

廃業する、もしくは経営的に厳しくなるクリニックや病院も増えてくるでしょうから、令和3年は本格的な医療機関淘汰の時代が始まった年として記憶されることになるかもしれませんね。皆さんはこの資料、どう考えますか?

 

 

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