公開日:2020年05月01日

感謝の言葉??それより現場を助ける医療政策とリソースの重点分配を!

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

怒涛の4月も終わり5月に入りました。4月30日の月末、北海道知事と札幌市長の会見にて以下の文章が出されたのは皆さんよくご存じでしょう。

 

正直この文章ですが、日々臨床で診療している医師の一人としては「こんな言葉はいらないから、実際の臨床で困っている患者さんや医療者を助けるための医療政策の立案と実行、そして現場への重点的なリソースの振り分けをもっと早くしてほしい」とい感想しか浮かびません。

実際の現場では熱発患者さんや肺炎患者さんの行き場がなく、病院で集中的に治療したくても在宅の現場で頑張らざるを得ない状況があります。これからGW~5月にかけてさらにその状況は悪化していくでしょう・・・この状況理解していますか?

こんな言葉なんかよりは実際の行動を!政策立案と実行、予算の振り分けこそが政治家の仕事でしょう・・・・現場の実際の支援なく言葉だけで頑張らせる、医療者の良心に依存した政策は早急に捨てて、できる限りまずはきちんと診療してくれている市内の病院の支援を、その後余裕があれば熱発患者も断らずに診療している診療所レベルの医療機関の支援も検討してほしいと心より願っています。

 

言葉よりも実行を、それのみを希求していますが皆さんはどうですか?

 

 

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