公開日:2020年05月16日

在宅クリニックでスタッフ交流をオンライン上で徹底した結果わかったこと

こんにちは、札幌の在宅医&かかりつけ医@今井です。

 

当院のスタッフは医師は10名弱、看護師は診療所、ステーションあわせて20人弱、事務スタッフも20名弱いますが、5月から院内感染を徹底的に避けるために直行直帰の施行、院内への滞在時間を極力少なくするために自宅待機の導入などを行っています。

その一環として今までは毎日行っていた全職員対象の法人スタッフのミーティングを一時中止してオンライン掲示板を徹底活用し情報交換を行うこととしました。医療機関のスタッフが情報交換をオンラインを主として、あまり会わないようにする状況を3週間ばかり行ってみて現時点でわかったことを以下に書き出してみます。

①医師同士の情報共有の難しさ

②情報共有のために必要な時間の増加がスタッフの負担に

③情報交換はオンラインではできるが建設的なケアの方向性の決定などのブレストはやはり直接会って行わないと難しい

④個々のスタッフの問題点などを細かく把握するのは難しい

⑤新たに必要な物品がそこそこあった。(カメラ付きPCなど)

⑥自由な時間調整が可能となり勤務の時間管理が楽になった

などでしょうか。

中でも一番感じているのは、やっぱりオンラインでもある程度情報共有はできるが直接会って話をしての情報交換が一番効果的、効率的で意味のあることだった、と再確認した点です。

医療機関において今後はオンライン上での情報共有はどんどん進んでいくでしょうが、対面で直接会って話をすること、議論をすることの重要性は色あせることがなく、逆にそこはこれからの時代に重視されていくだろうな(どのような要件で会うべきか、何を会って議論すべきか)、とこの3週間あまりオンラインをかなり活用して思った次第です。

 

皆さんの職場はオンライン活用してますか?メリット、デメリットは何かありましたか?よければ教えてくださいね。

 

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