公開日:2021年02月08日

”オリンピック、医師と看護師1日最大100人ずつ必要”この状況で誰が応募するのでしょうか??

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

オリンピックへの医師、看護師の協力ですが、本当に夏にこれだけのマンパワーをさけるのでしょうか?どこから医療者を連れてくるのか・・・

以下NHKより

“コロナ対策 医師と看護師 1日最大約100人ずつ必要” 五輪相

「橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は、衆議院予算委員会で、東京大会の期間中、新型コロナウイルス対策に当たる医師と看護師が最大1日当たりおよそ100人ずつ必要になるという認識を示しました。

東京オリンピック・パラリンピックで必要な医療体制について、橋本担当大臣は、衆議院予算委員会で「医療スタッフは、組織委員会で、1人5日程度の参画を前提としてトータルで1万人程度に依頼している。内訳は、医師と歯科医師が合わせて3割、看護師が4割などとなっている」と説明しました。

そのうえで橋本大臣は、最も多くの会場で競技が行われるケースで、1日当たり、医師は300人程度、看護師は400人程度を確保し、このうちいずれも100人程度に、新型コロナウイルス対策に当たってもらう必要があるという認識を示しました。」

 

 

この状況下で、さらにボランティアになるのであればだれが参加するのでしょうか?少なくとも各医療機関で中堅となって勤務している医師は誰もいけないですよね。大学医局か公的機関からの派遣か・・・いずれにせよあと数か月後に迫るオリンピック開催、色々な面から本当に開催するのかを検討する必要がありますね。

自分はもし開催するとしても無観客では必須でしょうし、この状況下では中止もやむなしと考えます。どう考えてもこれだけの医療者を集めるのは現場に負荷がかかりすぎますし・・・皆さんはいかがお考えでしょうか?