訪問看護を経験すると「自発的に学ぶ能力」と「対応力」が必ず自分のものとなります
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
訪問看護をするのに必要な能力や身につけておくべき能力ってなんですか?とたまに聞かれますが、業務従事前にそんな能力つけることはまずもって難しいのできにしなくていいかと思います。大事なことは患者さんファーストで考える姿勢をもてるかどうか、それだけで十分だと思います。
病棟の看護はある程度1日の業務のスケジュールが決まっており行うべき医療処置、看護処置も標準化されています。病院という組織の中での業務を考えると看護の標準化は当たり前なので誰がやっても同じような看護を提供するためには仕方ないですよね。ただそのために看護師さんが工夫をすること、患者さん目線で何をしてあげるべきなのかを考えること、業務が割り当てられるため必要なことを自分で学び解決することをしなくなってしまいます・・・・
在宅の現場はそうではないですよね。患者さんの生活に沿った看護をどう提供するのか常に創意工夫が必要ですし、医療面でもスタンダードな医療を知りつつもその人のためにどう応用するのかまでを考えなければいけません。当然知っておくべきことを知らないと他職種と一緒には働けないので自然んと自分で学ぶことが多くなりますし、患者さんの自宅というアウェーでうまく看護を行っていく対応力が絶対磨かれていきます。
なので訪問看護をするときに何が必要ですか?と聞かれたら「何より患者さんファーストで考えて行動できることだけで十分だよ~」ってお伝えしています。
急性期の病院の看護を経験することは看護師さんにとって必要ですが、それだけで看護業務を知るのに十分ということは絶対ありません。札幌の在宅の現場で一緒に創意工夫しながら自分で学ぶ力、対応する力をつけませんか?興味ある看護師さんは是非ご連絡くださいね。お待ちしています。
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