公開日：2019年08月23日
どんなにいい医療をしていても、激務の訪問看護ステーションでは長期間の勤務は難しい・・・
こんにちは、札幌の在宅医＠今井です。
札幌市内でも有数の質的に高い訪問看護ステーションの看護師さんが今月そこを辞めるとのことでした。
元々かなりの激務の中での業務だったので、いつまで頑張るのかな、事業所として看護師さん増やさないのかなと思っていたのですが遂に力つきて一人の優秀な訪問看護師さんが立ち去ってしまいました・・・
おそらくは他の事業所で仕事をすることになるとは思いますが、予想できたこと、防げたことかなと思えると他の事業所の事ながら残念でなりません。
診療所もそうですが、訪問看護事業所でもいい医療を提供しようと本気で考えるなら、一つ一つの医療行為を大事にすることはもちろん重要ですが、きちんと事業展開や経営のことを考えることこそ大事だと個人的には考えています。どんなにいい医療をしていても、激務の訪問看護ステーションでは長期間の勤務は難しいですし、そうなると一番害を受けるのは結局は患者さんなんですよね。
これからの医療機関経営は事業主の先を見据えた力は経営力が何よりも問われる時代になってくると思っています。当院はスタッフ一人一人を大事にし、チームで仕事をしていける環境をつくっていきたいと心底思っていますよ。皆さんの事業所はどうでしょうか？？？？
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