公開日：2023年12月06日
取りやすいところから取る、というのは税の考え方として間違っていませんか？＜少子化支援金26年度に徴収開始 公的医療保険料上乗せ、政府調整＞
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
少子化対策の財源が必要なのは理解できますが、医療保険料に上乗せ、というのは絶対に間違っていると思います。
以下１２月５日の記事からどうぞ↓
少子化支援金26年度に徴収開始 公的医療保険料上乗せ、政府調整
「政府は、少子化対策の財源に充てるため、公的医療保険料に上乗せして負担を求める「支援金」制度について、2026年度から徴収を開始する方向で調整に入った。支援金は財源確保策の3本柱の一つで、年1兆円規模を想定する。個人が支払っている保険料への上乗せ額は、経済的な負担能力に応じて検討する。複数の関係者が5日、明らかにした。 政府は月内に制度設計を固める。与党と内容を協議し、24年の通常国会への関連法案提出を目指す。 支援金を充てる対象は（1）就労の有無に関係なく保育を利用できる「こども誰でも通園制度」（2）育児休業給付（3）児童手当の拡充（4）妊産婦への計10万円相当の支給―を検討する。」
誰しもが感じていると思うのですが、正直政府が大きくなりすぎて歯止め、というか自浄作用が全く効いてないのが一番の問題ですよね。そう思いませんか？
無駄をなくすのが何よりもまず一番手始めにすべきで、安易に取りやすい医療保険に乗っける形でさらに課税していくのはおかしいと思います。どうせ最初は数百円でも年々増額するに決まっているでしょうし。
結局こんな状況であれば、企業としても賃上げしても手取りが増えないから従業員の満足感につながらないんですよね・・・・記事を読みながら色々考えてしまいましたよ。
皆さんは少子化対策の税源、医療保険に上乗せする形で行うのに賛成ですか？反対ですか？どう考えますか？
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