道新の記事は何がいいたいのかよくわかりません~道南の八雲病院からの筋ジス患者ら移送計画~
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
道新の記事ですが以下のものがでていました。道南の八雲病院が廃止になるため医療センターや函館の病院に患者さんが移送になる件についてです。
道南の八雲病院から札幌、函館へ 筋ジス患者ら移送計画に不安の声 コロナで重症化リスク
「新型コロナウイルスの感染が広がる中、国立病院機構(東京)が8月、筋ジストロフィーと重度心身障害を専門に扱う系列の八雲病院(渡島管内八雲町)を廃止し、札幌や函館に患者を移送する計画に、家族や病院職員の一部が懸念を強めている。患者の多くは人工呼吸器を付け、感染した場合の重症化リスクが高いためだ。移送を前にしたリハーサルでは容体急変時の対応などの課題も浮き彫りとなり、移送の延期や手順の改善を求める声も出ている。 「平時でも動かすことが困難な患者を、なぜ今搬送するのか」。八雲病院に入院する筋ジス患者の親戚の一人はこういぶかる。 機能移転自体に反対ではない。ただ新型ウイルスの流行で先が見通せない中、計画ありきで移転を進めようとする機構の姿勢には疑問を感じる。患者の家族に付き添い、病院側の説明会に出席しても不安は晴れず、「家族の複雑な心境を思うだけで胸が痛い」と明かす。 同機構は2018年、病棟の老朽化などを理由に八雲病院を廃止し、系列の北海道医療センター(札幌)と函館病院への機能移転を発表した。八雲病院の入院患者199人のうち、札幌に142人、函館に54人を8月18~21日の4日間で搬送し、残る3人は別の日に系列の帯広病院に移す計画だ。 患者の多くは車いすや人工呼吸器を使用し、外部の音や光などの刺激で発作を起こす恐れもある。このため搬送は数台から10台前後の車列を組み、病状に応じて医師が同乗する救急車か、看護師のみの福祉車両に分乗して行う。八雲病院の医師や看護師のほか、東北など国立病院の約100人が支援要員として加わる大がかりな移動となる。
容体急変時など課題も
ところが今年に入り、新型ウイルスの感染が拡大。移動中の患者や医療スタッフ双方の感染リスクのほか、高速道のサービスエリアはじめ不特定多数が出入りする場所を利用する際の不安要素も出てきた。 重度心身障害で八雲病院に入院中の女性の家族は、自宅がある函館への早期搬送を望みつつ、新型ウイルスの報道を見るたびに「本当に大丈夫なのか」と心が揺れる。 八雲から札幌の病院までは245キロ、函館病院までも82キロ離れ、同機構も「ここまで長距離の移送は経験がない」とする。福祉車両の患者が急変した際は、救急車に乗る医師の指示に基づき、看護師が処置するか、路上で停車して医師が治療することになるが、人工呼吸器の調整などは医師しか行えない。高速道で安全に処置できる場所を確保できるかなどの課題もある。」
2020年上半期の当院の診療実績→こちらをどうぞ!
2020年5月から北区、手稲区でも訪問診療開始しています→興味ある方はこちらとこちらをどうぞ!
おすすめ過去ブログのまとめをみたい方→こちらをどうぞ!
現在当院の勤務に興味のある医師募集中→こちらやこちらをどうぞ!
当院の診療所、もしくは法人内の訪問看護ステーションで働きたい看護師さんも随時募集しています→こちらをみてご連絡ください!
医師の仕事に興味ある中学生、高校生の方、診療所見学しませんか?→こちらを確認してみてください!