公開日:2026年06月27日

医師の経歴、きちんと確認していますか?——クリニック経営のリスクマネジメントを考える。

こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です

先日こんなニュースがありました。医療機関を経営する立場として正直に「え??」っておもったので取り上げたいと思います。6月24日のヤフーさんの以下の記事です。

医師免許停止中に医療行為したか 39歳の元医師を逮捕 のべ95人の患者に181回…診察や薬の処方などした疑い 健康被害は確認されず  

医師免許の停止期間中にもかかわらず、大阪府・和歌山県の病院3か所でのべ95人の患者に181回にわたり医療行為をしたとして、39歳の元医師が医師法違反で逮捕されました。病院側は第三者からの情報提供で事件が発覚したとのこと。健康被害は確認されていないということですが・・・・

「まさか」が起きる時代

今井がこのニュースを読んで一番気になったのは「病院3か所で勤務していた」という点です。

1か所ならまだしも、3か所で同じことをやり続けていた。ということは、3つの医療機関がいずれも、この医師の免許停止という事実を把握できていなかったということですよね。

「まさかそんなことはないだろう」という感覚が、チェックを省かせたのか・・・これは他人事じゃないな、と正直思いましたよ。

医師を採用するときのリスクマネジメント

医療機関が医師を採用するとき、履歴書・医師免許証のコピー・専門医資格などを確認するのは当然です。でも今回の事件で改めて感じたのは、「免許証のコピーがあれば大丈夫」ではないということです。

医師免許は一度取得すると紙の免許証そのものは変わりません。停止中であっても、免許証の見た目は同じ。

本当に現在も有効な医師免許かどうかを確認するには、厚生労働省が公開している「医師等資格確認検索システム」で名前を検索することができます。採用時だけでなく、定期的な確認も必要な時代になってきたと思っています。(こういう報道を見る限りでは当法人でも採用プロセスを改めて見直すきっかけにすべきなんでしょうね)

採用側だけの問題じゃない

ただ・・・・これは採用する側だけの問題でもないんですよね。

「第三者からの情報提供で発覚した」という点も気になります。内部のスタッフや患者さんから先に気づかれていた可能性もある。医療機関の中に「おかしいと思ったことを言える文化」があるかどうか。これが実は一番大事なリスクマネジメントかもしれないなと思っています。

何か違和感を感じたとき、声を上げられる組織かどうか——これは今井が当法人のスタッフにもずっと伝えてきていることで、これからも変わらずそういうことができるような組織でありたいと願っています(^^♪

まぁとにかく組織を守るためにも、医療への信頼を守るためにも、医療機関側の管理がしっかりしなければいけないと改めて気が引き締まるニュースでした。

さて今日は土曜日、自宅で書類作業です。貧乏暇なし(^^♪コツコツと積み上げていきたいと思います。今日が皆さんにとって素敵な1日となりますように!!

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2026年版】法人の歩みと「これから描く未来図」について

いまいホームケアクリニックの診療実績はこちらです↓

【2025年】当院の活動を数字で振り返る

在宅クリニック、有床診療所、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所・・・なぜ当法人がそれらを運営しているのかを知りたい方はこちら↓

【2026年版】なぜ私たちは「複合体(クリニック・病院・訪看)」である必要があるのか?

3診療所で随時医師募集しています。内容確認の上是非ご連絡ください↓

【2026年版】在宅医・総合診療医、そして「法人内開業希望医」募集!~医師としてのキャリアと経営マインドを磨く~

看護師、MSW、リハスタッフ、ケアマネさんなど募集中。一同じマインドをもつスタッフと一緒に働きませんか?↓

【2026年版】多職種連携のリアル~看護師・MSW・リハ職が「主役」になれる職場~

アクティブに活動する医療法人でクリニック運営、人事部、広報活動などを情熱をもって一緒にやっていきませんか↓

【2026年版】「医療」を支えるのは医師や看護師だけじゃない!事務長候補・人事・広報などの総合職を本気で募集します!!