今更ですが診療所はもっと地域での看取りに関わるべき!
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
当院は外来診療でも在宅医療でも基本的には行い医療の方針は大きく変えていません。「病気を診る」のではなく「病人を診る」という、至極シンプルな方針です。診療の場が外来であろうが患者さん宅であろうが、場所の違いは何も影響しません。
そんな風に地域の診療所たるべく活動はしていますが、重要視していることは「地域で、自宅でなくなりたいと思う患者さんや家族の気持ちに応えること」です。
在宅療養支援診療所としては活動して10年あまりになりますが年間50~80人近くの患者さんをこれまで自宅でお看取りしてきました。がんの患者さん、認知症の患者さん、老衰の患者さん・・・・いろんな疾患の、いろんな状態の患者さんがいますがやっぱり地域での医療を責任をもって提供していくのは診療所の大事な役目だと思っています。もっともっと現状より多くのクリニックが地域での看取りに関わらないと、いずれくる多死社会に対応できくなくなると考えています。
そのためには診療所同士の連携、多職種との連携が必須だと思うのですが・・・・特に診療所同士の連携に関しては結構ハードルが高いですね。
色々グダグダ書きましたが、結局言いたいことは「既存の診療所は専門診療に特化しないでもっと地域へコミットしていくべき」です。皆さんはどうでしょうかね?何か考えはありますか?
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