公開日:2026年06月24日

退院時カンファレンスは誰のため?なんのため??

こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です

先日とある病院のMSWさんと立ち話をしていると

「大きな声では言えないんですが、自分の部署でも問題あるんです」とのこと。

聞くと「患者さんが自宅に帰りたいってなったときに在宅クリニックを選ぶじゃないですか。たいてい質とか距離とか諸々を考えて調整していくんですが、MSWの中には<退院時カンファレンスをしなくてもいい、伝えたら何も言わずに直で行ってくれるクリニックを優先的に選択する>っていっているのもいるんですよ。当然できるだけ是正はしていますが・・・・」

っておっしゃっておられました。

 

確かに退院時カンファレンスを調整するの、患者さん家族、病棟スタッフ、外部事業所とかなりめんどくさいのは理解できますが・・・・今井から言いたいことは

そもそも退院時カンファレンスって誰のため??

ってことです。最近退院時カンファレンスがそれなりに増えてきたので病棟医療者も、ともすれば在宅医療者でさえもこれを忘れつつあるかもしれませんが、退院時カンファレンスをするのは医療者のためではなく、

患者さん家族が安心して自宅に帰れるように調整する場

っていうのが本来の一番の目的です。自分がめんどくさいから、楽だからっていうのでやらないのはちょっとどうかと思いますよね。

 

 

今井から件のMSWさんには

「そうですか・・・残念だね。今井個人としては病院のMSWの調整が退院時カンファレンスのない在宅クリニックを優先する時代になったとしても、医療の質とか患者さん本位の立場からすると、たとえそれで当法人への紹介が一定数少なくなったとしても患者さん家族の方をみて医療をしたいからしょうがないって割り切るしかないかな。でも本来はそうならないのがベストなはず!!絶対頑張って」

と伝えさせて頂きましたよ(^^♪

 

忙しくなってくると何が本当の目的であるべきか忘れてしまい、流れ作業で”捌く”仕事になりがちですよね。人の振り見て我が振り直せ・・・気を引き締めていきたいと思います。

 

さて今日は折り返し水曜日。楽しく頑張っていきましょう。今日が皆さんにとって素敵な1日となりますように!

 

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