ACP、事前指示書は人だけでなく事業でも必須ですね。後に遺された人が困らないように毎年更新しなければ・・・
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
ACPって言葉、医療者なら必ず聞いているとは思いますが、一般社会ではどれだけ普及しているでしょうかね?正直外来に通院している患者さんに
「体調悪くなった時どうしたいですか?」
と聞くと、大抵の患者さんは
「無理なことはしなくていいから・・先生その時は一つ宜しくお願いしますね。」
なーんて言葉が返ってきます。ただ続けて
「わかりました。自分はその意思はカルテに書いておきますが、大事なことは自分に言うだけじゃなくて配偶者やお子さんにもそれを伝えておくことなんですよね。言うだけじゃなくて困らないように文章にしたりとか。そんあことしていますか?」
と聞くと、5割くらいの人は
「先生わたしは家族にはそれとなく話はしたことがありますから大丈夫だと思いますよ。」
と言いますが、残り4割くらいは
「そうですか。やっぱり話しとかないとだめなんですかね?話していないです・・・」
っていう返答で、残り1割だけが(5%くらい?)
「きちんと文章にして自宅に置いてありますから大丈夫です!」
っていう返事がきます。
自分が上記の意思確認をするのは大抵高齢者の方です。でもいつ体調何があってもおかしくない高齢者でもそんなもんです・・ACPの普及と事前指示の確認ってもっと外来でも普及させていかないとな、と日々臨床の場では感じています。
さて翻って自分のことを考えると、自分もACPや事前指示をつくっています。え?年齢的にまだ早いんじゃないかって?確かに医療的なことでの問題はないですが、体調の件ではなくて事業に関する指示書です。年1で年末~正月にかけて更新するんですが、自分のデスクトップの片隅にその文書は存在します。
「自分が不慮の事故や病気で意識障害や判断力が無くなった場合、もしくは死亡した場合。3か月以内に体調復帰して仕事できる場合は○○、半年程度なら○○、全く体調改善ないなら○○という措置をとって。合意がなかったり難しければ次は□□という手段で。それも無理なら△△。今死んだ場合は××でよろしく!!頑張って!」
ってなるべく具体的に書いています。(上記はブログ用に適当に書いていますよ)
法的な根拠はないですが、妻や事務長、法人運営部長が確認した時に困らないように、スタッフが困らないように、事業のためのACPや事前指示は作成しています!(^^)!何がおきるか人生わかりませんもんね・・・
人だけでなく法人もACP、事前指示は必要ですよね。これから中小の経営者はどんどん高齢化していくでしょう。それに伴いどの企業も代表がいなくなったらどうするかも考えていかないといけないでしょうね。そんなことを今日ふと昼ご飯食べた後コーヒー飲みながら考えていましたよ。
という訳で業務連絡としてはスタッフの皆さん、自分が体調不良になったら適当にデスクトップ探して当該文章見てくださいね!(^^)!
皆さんの周囲の中小事業所、事前指示やACP作成していますか??
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