スタッフが多くなってくると細かなところが気になってしまう・・・どう対応するか迷いますね！！

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

開設当初は医師一人のクリニックでしたが気がつけば現在の職員総数は１００人近く・・・それなりの規模のクリニックになってきました。

少人数＆組織が小さい時は自分が気になったことを言いたい放題言えていましたが!(^^)!（もちろん言い方には気をつけてですが）、組織が大きくなってくると色々な部署や人を飛び越えて自分が細々したことを何かを言うのはダメだよな、って言いたいことがあっても自制してしまいますね。（たまに自制できないときももちろんありますが、それはそれでご愛敬です）

自分が小言を言いたいことっていうのは在宅医療や当院の原理原則に反しているのが散見されたときです。具体的には

〇患者さんファーストの決断になっているか

〇多職種との連携を重要と考え行動しているか

〇院内チームがきちんとまとまっているか

〇地域目線もきちんともっているか

〇コスト意識があるか

〇自分を第三者目線で客観視できているか、自己主張のみを強調していないか

上記に反している行動が見られた時には「それってダメだよね」ってどうしても言いたくなりますよね・・・

例えば診療日を決めるのもそうです。退院したら当日もしくは翌日には必ず診療に入る、CADD導入したら翌日は観察に行く、体調悪化したと連絡はいったらきちんと往診に行く・・・・今までは言わなくてもできていたことが、どうしても人数が増えてくると色々な考えが出てきます。

見ている方向を統一し、同じマインドで行動できるようにする・・・いうのは簡単ですがどの組織でも難しいですよね!(^^)!多分皆さんも苦労されているかと思います。

今後の自分の仕事は「在宅医療や当院の基本的な価値観に基づいて行動できるスタッフを育成する」というのがメインになってくるかなと思っています。それができれば黙っていても医療機関は大きくなるかなと。ソフト面の充実⇒ハード面の充実につなげていきたいなと考えていますよ。