公開日:2023年08月22日

自己研鑽と労働について、自分の経験から考える

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

先日のブログで専攻医の先生の労働と自己研鑽について少しだけ書きました。基本的には病院の管理体制が問われることになることは間違いありませんし、この件は今後研修医や専攻医の先生の時間外労働や自己研鑽については大きく議論を巻き起こすことになるでしょう(実際かなり話題になっていますしね)。

さて翻って自分はどうしていたのかを考えてみましたが、自分が研修医1年目の時、2年目の時はこんな感じで時間を過ごしていました。

1年目

①月~金

8:30から17:30までは指定された研修科での業務を普通にこなす。17:30以降は脳外科に進むことを決めていたので脳外科の先生と救急対応や手術、カテーテル検査に自主的に参加、そのまま病院の研修室に泊まり込み。平日は自宅に帰らず。

②土、日

午前はそのまま回診などで仕事。午後からは脳外科の先生が呼ぶときに一緒に呼んでもらうように救急外来などにお願いしておいて帰宅。

2年目(8か月脳外科専攻時)

①月~金

朝7時30程度に出勤し仕事準備、そのまま日中業務、終了時刻は全くわからず日をまたぐことも。通常通りの脳外科医としての勤務

②土、日

当直や病棟業務など。同様にいつ終わるか全くわからず。

 

1年目は病院からは強制されていないので自主的に、2年目からは普通の専攻医と同じように勤務していましたよ。ただ自分は早く1人前になりたかったのでどうしても必要だと思っていましたし、病院に残って病棟や手術室、検査室で先輩と話をしていることが自分の成長に繋がったと今でも思っています。教科書的な知識ではわからない、現場での知恵ってたくさんありますよね??(ちなみに3年目の市立釧路の時も病院に泊まり込んでました。飲んだ後も帰るの自宅じゃなくて病棟の横の医局だったもんなぁ)

おそらく今の時代でも自分が研修医なら上記のように働くでしょうし、それを許容してくれる職場や上司を選択するでしょう。だって誰よりも早くキャリアつくっていきたいし、手術もうまくなりたかったから・・

 

今後時代は変化し研修医や専攻医の先生は病院にいること自体が難しくなってくる時代がくるでしょう。その時に上記のように合間時間で先輩から見聞きしたTIPSをどのように各医師が自分のものとしていくのか・・・・よく考えて行動しないと医師のスキルの個人差が研修3,4年目からとても大きくなることが容易に想像できますね。

 

こんな時代にキャリアをどうつくっていくのか、今研修医や専攻医の先生方はどう考えていますか?

 

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