公開日：2023年08月21日

これからの認知症治療はどうなるのでしょうか？～アルツハイマー治療薬「レカネマブ」国内承認迫る、求められる検査・医療体制の変化～

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

新たな認知症治療薬「レカネマブ」が国内でいつ承認されるのか、非常に興味があります。以下関連記事です、どうぞ↓

アルツハイマー治療薬「レカネマブ」国内承認迫る、求められる検査・医療体制の変化

自分が考えるこの薬剤に関してのいくつか問題点は以下になります。思いつくままに適当に書きますね。

①本当に高額の薬価に見合う効果はあるのか

②２週に１度の点滴治療が認知症患者さんで可能なのか

③治療施設が大病院のみとのことだが認知症診療の質が低下しないか

④治療できる施設による医療の地域格差の拡大

⑤増加する社会保障費についてどう考えるか

付随するMRIの検査も高額でしょうし、大病院ではフォローできないこまめな介護体制の構築への医師の参加などはどうするんでしょうかね？？あとは本当に社会保障費上大丈夫なのかっていう点がどうしても気になります。皆さんのご意見はいかがでしょうか？

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