公開日:2023年01月10日

健康経営やウェルビーイングとは言うけれど・・・医療職のバーンアウト予防のための対策は国が主体で行うべきでは?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

最近特に健康経営とかウェルビーイングとかって言葉聞くと思います。トレンドとしてこの1,2年よく大企業とかでも叫ばれていますよね、

健康増進として喫煙対策や睡眠障害への取り組み、安全や衛星面を考え健診の充実やハラスメント対策や過重労働対策、ストレスチェック、他にも柔軟な働き方を支援したり職場環境整備であったりと色々な取り組みがあるかと思いますが・・・正直(笑っちゃいけないのかもしれませんが)医療機関って一番健康経営からは遠い存在だと思いませんか!(^^)!?

健康経営する上で欠かせないパーツの一つが医療機関ですが、そこが一番健康経営から程遠いとはブラックジョーク以外の何物でもありません・・

 

特に医師や看護師は当直明けの勤務や連続夜勤、休憩の時間のない労働、メンタルに来る業務とサポートのなさ、休めないシフト作成などなど・・・・昭和~平成~令和と時代は変化していますが労働環境は全く変わりません。これは職場が悪いっていうよりそのような体制をしなければ回らない、運営していけない環境を作っている国が大本としてよくないのかなと。

 

さらにコロナ禍が3年経過してもまだまだ先が見えない状況・・・本当に医療者が身体的にも精神的にもバーンアウトしていくことが今後深刻な社会問題を引き起こすような気がしてなりません。国は医療機関も健康経営やウェルビーイングを目指そう!!とかって大きな目標を立てる前に、現実的には現場で限界になりつつある医療者のバーンアウト対策を早急にすべきかなと思います。(在宅の医療者なので在宅の現場で頑張っている看護師や介護士を!って言いたいところですが、優先的に病院の医療者さんのケアをまずはやってほしいと切に願います。)

個別の医療機関の努力ではもうどうしようもない段階まで来ているという危機感をもつこと、非常に大事なんじゃないでしょうか??

 

 

皆さんの周りはどうでしょうか?一度バーンアウトしてしまうと復職までかなりの時間と労力も要しますし、何より以前と同じように働くことへのハードルはかなり高くなってしまいます。問題が顕在化する前に、大きくなる前に、コロナ禍で疲弊している医療職のバーンアウト対策は早々にすべきと自分は思いますが皆さんのご意見はいかがですか?よければ教えてくださいね。

 

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