小多機、看多機でのモラルハザード

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

 

今回の診療報酬改定で少しだけ小多機、看多機への訪問診療がしやすくなりましたね。2020年の診療報酬改定資料より

まあほんの少しだけですが在宅医療の提供の裾野が広がったのでよしと考えたいです。が、小規模多機能もしくは看護小規模多機小規模多機能型居宅介護又は看護小規模多機能型居宅介護能はやっぱり利用者本位の運営をしているところは少ないのではないかと感じる機会が多いです。

①泊り、通所、訪問のサービスが使えるはずなのに説明がされていない

②看多機で看護師が対応できる時間帯なのにすべて往診医対応。土日夜間はもちろん対応不可

③家族も預けたら預けっぱなし。施設も収入が入るのでそのままでいい。結局患者さんの療養の方針が決まらず、ずるずるとそのまま泊り続けて医療的に悪化していく(その場合家族が後から苦情を言ってくる確率も高いんです、なんでもっと対応してくれなかったの?と)

④概してそういう利益重視で運営している施設ほど、どんな患者さんでも受け入れますよ!って営業しているので包括や病院からの紹介が多い

などなど・・・・・・正直訪問診療しやすくなっただけでは小多機のモラルハザードの根本的な解決にはならないと思いますがどうでしょうかね?もちろん利用者本位で運営している施設もあるのは十分理解していますが、”悪貨が良貨を駆逐する”ではないですがこのままだと患者さんのための小多機、看多機制度からは逸脱していくような・・・・現に札幌ではサ高住併設の小多機、看多機が多いですが正直それは本来の小多機、看多機ではないですよね・・・

小多機、看多機のモラルハザードの防止、これから考えていくことが大事ではないかなと今回の診療報酬改定の項目をみて改めて感じています。皆さんは何か考えることはありますか?

 

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