公開日:2019年12月25日

医療のフリーアクセスは未来永劫保守されるべき原則ですか?

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

 

診療報酬改定にあたり、また現在の医療の問題について色々な議論がされていますね。

紹介状なし外来患者の特別負担、病院のベッド数等でなく「機能」に着目して議論せよ―日病・相澤会長

厚労省、診療報酬改定の基本方針を決定 在宅医療を強化 多職種連携を推進

2020年4月の診療報酬改定 中医協の議論がヤマ場に 医師の長時間労働の是正、かかりつけ機能の推進へ

 

色々議論がされていますが、現在の医療制度の一番の問題は医療へのフリーアクセスが金科玉条の如く見られていてそれを守ることが前提で議論が進んでいることだと個人的には思っています。

医療へのフリーアクセス・・・・聞こえはいいですが、現実は医療へのフリーアクセスを担保していい医療を受けられるようになっているのでしょうか?多剤投薬、複数科受診による主治医不在、在宅医療の担い手の不足、多職種との連携、介護保険の調整等々・・・病院の専門科のDrがどこまでできるでしょうか?(決して病院の医療者を非難している訳ではありません。担う機能の違いがあると言っているだけですので)

かかりつけ医が普及することでこれらの問題は8割方解決しますし、社会保障費用上も現在より絶対無駄がなくなると自分は確認していますが皆さんはどう考えますか?

医療のフリーアクセスは未来永劫保守されるべき原則ですか?いい医療を受けるため、であるならば自分はもう見直すべき時期に来ていると考えていますがどうでしょうか?

 

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