公開日：2023年07月10日
沖縄で起きていることはいずれ全国どこでも問題になるでしょう～看護職の7割超「辞めたい」「いつも疲れている」 人手不足にコロナ拍車 沖縄県医労連が調査～
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
コロナ感染のサージが落ち着かない沖縄ですが救急医療がもう限界に来ているようですね。以下７月９日のヤフーニュースさんから↓
「事実上の医療難民だ」 沖縄コロナ感染拡大、一部の病院に急患集中 搬送先が見つからない例も
医療キャパを超える状況が続けば当然こうなることは予測できますよね。一部の人は「５類になったのに見ない医療機関が悪い！」っていうかもしれませんが、医療のキャパを増やすってそんなに簡単にできる訳ではないんですよね。単純に人増やしたりするだけでは絶対に解決しない問題です。
そうなるとどうなるか・・・・当然救急医療を担う病院や医療者から疲弊していきます。↓以下もヤフーニュースです。
看護職の7割超「辞めたい」「いつも疲れている」 人手不足にコロナ拍車 沖縄県医労連が調査
まぁそうなりますよね。この２年近く最前線で頑張ってきた医療者ももう限界ですから、このままの状況が続けば徐々に急性期からは医療者が撤退していくことになるでしょう。
その時に陣頭指揮をとるべきの県知事は何をしていたかというと・・・
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トップが内政を重視していないなら、仕方のない事態なんでしょうか？考えさせられますね。
感染流行→医療キャパ限界→医療者が疲弊、というのはもう今のフリーアクセスを前提として医療提供体制では避けられないような気がします。救急医療に携わる医療者が頑張ってくれているうちに、制度自体を変更（かかりつけ医の制度化による実質的なフリーアクセスの制限、小児や生活保護受給者の医療費無料化の是正）していく勇気をもつべきではないか・・・・自分はそう考えますが皆さんのお考えはいかがですか？このままでいったら、制度変わる前に急性期の現場から医療職がいなくなってしまうのではないかと感じますが。
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