医療者の常識=家族の非常識!?
こんにちは、札幌の在宅医&かかりつけ医@今井です。
患者さんや家族と病気についての議論をする時はどのようにわかりやすく伝えるか、またどうしたら過度に不安にならないのか、というのに非常に注意して話をしています。
医者にとって常識であること(たとえば薬の使い方ひとつとってもそうですし、褥瘡などが仮にあるのであればその処置やその発生の背景や原因など)も患者さんや家族にとっては初めて聞くことがほとんどだと思うので、自分が説明したいこと、理解して欲しいことをどのようにわかりやすく患者さん家族に伝えたらいいのかな、というところは工夫が必要だと思っています。いい在宅医療者=そのような工夫を患者さん家族をみながらできる医療者、であると考えていますよ。
ともすれば医療者は自分の感じていること、考えていることをストレートに表現してしまいがちですが、患者さんや家族にとっては全景が見えていない状況でいきなり医療者から色々話をされてしまうと不信感につながってしまいます。たとえ同じ景色をみているのであっても、医療者がみている景色と患者さん家族からみえる景色は捉え方が違うと思って診療していきたいですね。
皆さんは医療者と同じ景色をみながらも色々な議論や解釈を相談できていますか?そんな議論ができるかかりつけ医や在宅医が近くにいてくれるといいですね。
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