公開日:2019年11月13日

外来診療と訪問看護の関係はどうあるべきか?~訪問看護師にもっと外来診療医をうまく使ってほしい~

こんにちは、札幌の在宅医&かかりつけ医@今井です。

 

在宅医療の現場でも要介護状態の患者さんをたくさん診察させてもらっていますが、当院の外来診療は在宅の一歩手前の患者さんが結構通院されています。そんな患者さんの中には通所サービスを利用されている方はもちろん結構いらっしゃいますが、訪問系のサービス、つまり訪問リハや看護を受けている方がそこそこいます。

外来に通ってもらっている患者さんでも在宅と同じ様に総合診療をしようと心掛けていますが、いかんせん外来という場所的な制約も加わるので自宅での生活の様子が在宅医療で訪問するのとは違い、イメージするのに困難なことが結構あります。(というか現場みないとわからないことが多いです)

そんな外来診療の中で医師の診察の助けになるのはもちろん医療系の訪問スタッフからの報告ですよね。当初当院のかかりつけ外来診療をはじめる時から「外来でも訪問看護をうまく活用していこう!」と考え実際なるべく必要な方には積極的に導入するようにしていますが、どう活用していくか?という点からいうと今も試行錯誤しているのが実際です。

 

でも最近では自分が訪問看護をうまく使う!という自分中心の考えから、できれば日常生活をきちんとみている訪問看護師の人が「生活のために外来診療をうまくつかおう!」という考えになってもらえればもっと診察しやすくなるし、患者さんのためにもなるのにな、というなような考えに変わってきていますね・・・・実際そうなるには訪問看護師さんの大きな協力が必要なんですが・・・

 

訪問看護師さんにお願いしたいのはもっと外来診療医をうまく使ってほしいということ。どんどん要望を外来の主治医にだしてほしいと切に願っています。

え?医師に意見をいったら怒られる?そうですね・・・・そういう医師もいるでしょうが・・・患者さんのためならまずは自分から行動をすることを是非是非訪問看護師さんにはお願いしたいと思います。皆さんはこの考え、どう思いますか?

 

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