公開日:2026年06月23日

複数の専門医にかかっていてもいいのですが、「主治医は誰ですか?」って質問に答えられますか?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

発熱外来などで初診で診療する高齢者の方、たまに

①A病院にがんの治療後のフォローで通院

②Bクリニックで整形治療

③Cクリニックで高血圧への投薬

④Dクリニックで不眠治療

みたいな感じで複数のクリニックを受診されていたりします。はたまた別の例では

①A病院に狭心症で年1,2でフォロー

②Bクリニックで高血圧、脂質異常などA病院での投薬加療

③Cクリニックでは耳鼻科で副鼻腔炎やめまいの投薬

④Dクリニックで皮膚科治療

というような複数医療機関を利用されている患者さん、今井が毎回確認するのは(考えてもらいたいこともあって)

「あなたの主治医はどの先生なんですか?」

ってことです。

 

中には明らかに要支援2~要介護1相当の患者さんがいても「介護保険?何それ?」みたいな方もいますし・・・・そんな患者さんを診ると患者さん個人の責任というよりはフリーアクセスという錦の御旗の元、医療行政の犠牲になっている可哀そうな患者さんだなと本当に感じます。

医療が専門化されると細分化されていくことは理解できますが、ここまで細分化されて治療を受けることは高齢者にとってはいい医療と言うことができるのでしょうか?今井の拙い外来と在宅での経験では、とてもYESとは言えないですね。

一人の患者さんに複数の医師・・・結局どの医師も自分は主治医ではないと言いますし、患者さんも○○医師が主治医とは自信をもって言えないでしょう。

かかりつけ医や在宅医療での総合診療が必須ですが、まだまだその道は始まったばかり・・・今後20年かけて制度を整備し中身の伴うシステムを作り上げていく必要があるのでしょうね。

 

札幌の中央区、西区でかかりつけ医をお探しの方は気軽に受診してみてください。できる範囲でですが全人的に診療する&外来でも在宅でも、人生の最後まで随伴し支援していくスタイルは今後もずっと変わらないで当院は活動していきますので。お待ちしています。

 

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