結局は”白紙撤回を白紙撤回”となり市長も辞任しない?今後のいい参考事例になりますね<「凍結してきた計画を再開する」三田市民病院の再編統合『病院移転の白紙撤回』公約掲げた三田市長 市議会で表明 市議ら問責決議案を提出>
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
今まで数度「地域医療構想の定点観測症例」としてブログで取り上げてきた三田市民病院の統合の件ですが、結局”統合は白紙撤回する”と公約して当選した市長が”白紙撤回を白紙撤回する”という、民主主義とはなんぞやと考えさせられる結果になりましたね。
以下11月24日のヤフーニュースより
「凍結してきた計画を再開する」三田市民病院の再編統合『病院移転の白紙撤回』公約掲げた三田市長 市議会で表明 市議ら問責決議案を提出
そもそも選挙前から病院の統合については避けられない状況であることはちょっと調べれば理解できたにも関わらず、白紙撤回を掲げて当選、その後やっぱりできませんでした、ってありなんでしょうか?個人的には一番の選挙公約に掲げていたのであれば辞任してしかるべきだと思いますし、自分がしたことに正当性があると思うなら辞任した後もう一度民意問うために立候補したっていいと思うんです。
自分がその立場なら正直職云々の前に恥ずかしすぎて市の長はできないかなと。
いずれにせよ今後全国津々浦々、北海道の過疎地でも同じような事例はでてくるでしょう。病院の統廃合の議論⇒選挙の際に待ったをかける候補者出現⇒当選すると公約できませんって掌返し・・・地域医療構想をすすめるには医療機関の役割分担及び医療者の集約化が避けられません。今後この問題には皆さんどう対応すべきと思いますか?
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