資料紹介:わが国税制の現状と課題 -令和時代の構造変化と税制のあり方ー
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
ヤフーの記事で少子化対策で気になる記事を見つけましたのでご紹介します。
低所得者2600万人に軽減措置 少子化財源の医療保険料上乗せ こども家庭庁
そもそも少子化対策って消費税を使用するんじゃなかったでしたっけ?とか今井は感じたのですが、それでも取りやすいサラリーマンの社会保障費に上乗せして支援金とるなんて姑息なやり方だと思いませんか?国はもっときちんと議論して国民に説明すべきなのに、全くダメですよね。
ちなみに消費税の使途についてはきちんと消費税法第1条第2項に明記されていました
消費税の収入については、地方交付税法に定めるところによるほか、毎年度、制度として確立された年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化に対処するための施策に要する経費(社会保障4経費)に充てることとする
・・・さてこの議論、このままにしていくのはせっかくの機会なのでもったいないです!(^^)!個人的には上記の記事を通して「令和の時代の税制度ってどうなっているの?」っていうのがすごい気になりました。
ということで今回のブログではそれを理解できる資料見つけましたのでご紹介したいと思います。かなり長いですが、令和の時代を生きる日本人なら全員必読の資料だと思います。
令和6年の第27回 税制調査会(2023年6月30日)資料一覧 より
わが国税制の現状と課題 -令和時代の構造変化と税制のあり方ー
またついでに上記少子化対策を巡る議論についても面白い資料二つ見つけたのでご紹介します。
ニッセイ基礎研究所さんから
少子化対策の財源に関する最近の議論について
東京財団政策研究所さんから
少子化対策の恒久財源、ベストミックスを考える――連載コラム「税の交差点」第109回
今の税制、公平、中立、簡素と言えるのでしょうか?全くシンプルとは言えないですよね!(^^)!
上記資料読んで各自個々人が色々考えるきっかけになればと思いますよ。また皆さんは少子化対策の財源を医療費に上乗せする案、納得できますか?
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