今週も医療以外の面白かった資料を紹介します～

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

今週も医療以外の気になった記事をいくつかご紹介したいと思います。色々な分野を網羅的に把握しておくことは現代人としては必須かなと。以下今井が読んだものからいくつかチョイスしてご紹介しますね。

DXの視点『AIが暗記や計算を代替する時代に何を学ぶべきか』

第一生命保険経済研究所さんの記事です。医学でもこれから５年１０年で顕著にAI利用がすすむでしょうから、その時に医療者は何を学ぶべきか、何をすべきかという議論は必ず起きるでしょう。というか今ももう起きていますが。個人的には改めて数学の勉強の重要性とコミュニケーション能力の重要性については認識しておきたいなと考えています。論理的に考えること、そしてそれを自分なりに咀嚼し伝えることができるというのはAIが発展しても絶対的に大事だと思っています。あとは人間力でしょうかね!(^^)!

日本におけるキャッシュレス決済比率は36％、決済額は初の100兆円超え

JTB総合研究所さんの資料です。キャッシュレス決済額が2018年度以降は概ね10%以上の成長率を維持している、というのはすごいですね。周辺にはビジネスチャンスも発生するでしょうし、医療業界も間違いなく影響をうけるでしょう。（というか対応しているのでもうその影響はありますね）注目しておくべき分野かなと思っています。

労働移動で日本の賃金・生産性は上がるのか

みずほリサーチ＆テクノロジーズさんの資料です。全文はこちらです。転職は今は珍しくはなくなり終身雇用を当たり前だと考えている２０代、３０代の人はほぼいないんじゃないでしょうか。ただ一番の問題は雇用制度が明らかにバランスを欠いており終身雇用を前提とした前近代的な制度のままである、ということ・・・労働移動によって産業を活性化したい、それによって賃金も上げたいと思うなら、労使関係も含めて新たな枠組みを行政は作るべきだと思います。皆さんのご意見はいかがでしょうか？

なぜ今「新しいキャリア論」が必要か ―私たちの反省と立脚点

リクルートワークス研究所さんの資料です。「あなたがキャリアという言葉を聞いて思い浮かべるものを教えてください」という質問は確かに考えさせられますね。自分が答えるのであれば、キャリアとは「その時々に自分が面白いと感じたことを積み重ねていくうちに、振り返ってみると勝手にできていた道」かなって感じています。皆さんはいかがでしょうか？

仕事とプライベート、医療によらず各分野、各職種で働き方改革が待ったなしで進んでいるとは思いますが、どう線引きしていくのかは結局は個人個人が流されることなくきちんと確固とした考えをもつべきだなと資料を読んで考えました。

中国はどこで道を間違えたのか

中国の破綻の原因は近代的な税制の確立ができなかったから、という主張です。税と国家という問題は人類の永遠の課題ですね!(^^)!日本も税制が複雑化しつつあるのは皆さん１２０％理解していると思いますが・・色々考えさせられますね。

製造業を中心に不振が続くドイツ経済─ エネルギー問題の長期化で懸念される製造業の「空洞化」 ─