医療を提供するだけが在宅医療者の仕事なのか？
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
先日退院する患者さんについて病院勤務の医療者と話をする機会があったのですが、会話の端々に少しだけ違和感を感じました。少しだけです。それは患者さんへの対応が医学的な観点の話だけになっている点でした・・
どういう生活背景でどう生きているのか、何を考えて何を大事にしているのか、帰った後に何を大事にしたいのか、そういう点こそ大事にしたいと自分は考えていますが、やっぱり病院は医療を提供する場なのでそこまでは考えるのは難しいですよね。
医師、特に在宅医の仕事とはなんぞや？？・・・・一人自問自答しましたが、結論としてはやっぱり単純に医療を提供するだけが在宅医療者の仕事では絶対にないと思っています。
目の前の患者さんに「楽しい」「生きていてよかった」、そう思ってもらえるように仕事をするのが在宅医、もしくは訪問看護師など在宅医療者の仕事ではないでしょうか？
極論言えばどんなにいい医療を提供していたって、それが目の前の患者さんの幸福につながらなければ医者として医療を提供する意味なんてないですよね。
病院とのカンファレンスを経て一人諸々考えていました。皆さんは在宅医療者の仕事はどうあるべきだと思いますか？？
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