ベンダーの責任に転嫁するのは・・・・それはいいことなのでしょうかね??<資料提供:サイバー事故に関し システムベンダーが負う責任 :医療 DX を推進するために>
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
サイバーセキュリティへの関心がここ数年高まっているのは皆さんご存じだと思いますし、医療業界も全く同じです。否、病院へのサイバーテロが世間を騒がせたこともあり、気にしている経営者は一般企業よりも多いかもしれません。
さて今回日本医師会の資料でサイバーセキュリティの責任ってベンダーにもあるんじゃね?っていう資料が公開されましたので紹介したいと思います。皆さんのご意見はいかがでしょうか?以下どうぞ。8月24日の日本医師会総合政策研究所さんの資料です↓
サイバー事故に関しシステムベンダーが負う責任:医療 DX を推進するために
PDFはこちらです。
保守内容に情報提供の有無が記載されていなかったとしても、脆弱性のあるのが明白な機器を使用してシステム組んでいるのあれば一定の責任はベンダーにもあるのではないか、っていう話ですが・・・・法的な解釈も出てくるかと思うのですがどうなんでしょうかね?
個人的には契約が情報提供まできちんと明示されているならその責任はあるかと思うのですが、契約がそうなっていないなら義務はないのかなぁと単純に考えてしまいます。おそらくは病院などの医療機関で各自でサイバーセキュリティ対策をする人員や財政的余裕がないため、それをシステムベンダーに担ってもらおうと考えているのだと思いますが、他にやり方ないのかなと考えてしまいます。いつまでも外部に責をおしつけるだけでは結局はサイバーセキュリティマインドをもった職員が内部に不在のまま、ということになるかと思いますが・・・・
この問題業種問わずこれから社会問題化が容易になる件だと思っています。皆さんの業界はいかがですか?対策されていますか?
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