公開日:2023年02月10日

医療機関は地域課題の解決と安定した事業所運営、どちらを重視すべきか?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

医療機関はそもそもが医療機関のために存在するのではなく、地域の医療上の課題を解決することがレゾンデトールです。けれども地域の医療課題解決のために活動するとなると、医療機関に無理がかかることがあります。

当院やさっぽろみなみホームケアクリニックで言うと、「がん、非がんに関わらず、終末期の患者さんを多職種できちんと診療して支える」というのはそこまで多くのクリニックで対応できるわけではないので、困ったら当院に相談、という状況が続いています。

困ったときや「あそこなら何とかしてくれるだろう」って依頼されるのは本当にうれしいのですが、反面スタッフの皆にかかる負担感は通常の訪問診療に比べてやはり大きくなります。

”在宅での緩和ケアと看取り”という地域課題の解決は重要ですが、そのためにどこまで診療所スタッフに負担をかけていいのか・・・本当にバランス感覚が問われると思いますが、ここら辺は個人個人で判断は違ってくるのでしょう・・・

 

自分はどっちかに100対0ということは絶対なくて、50:50、つまりフィフティフィフティが大事かなと個人的には考えています。状況をみて地域課題の解決を優先すべき時期もあるだろうし、地域よりも事業所を守る時期もあるだろう、そんな考えです。

え?今井は地域課題解決優先じゃないの?って質問ですか?

働いてくれるスタッフがいてこその医療機関です。スタッフを無視にした運営なんて絶対できません。ながーく地域課題を解決していける医療機関であるためにも、バランスをうまくとることが重要かなって思っていますよ!(^^)!皆さんの事業所はどちらですか?地域課題優先派ですか?自事業所優先ですか?もしくはバランス型ですか?

 

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