公開日:2022年12月07日

在宅領域の特定行為に関する議論の現状、是非知っておきましょう!

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

12月5日に開催された第30回医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師特定行為・研修部会において特定行為研修の現状について、またさらにつっこんだ資料として在宅・慢性期領域における特定行為研修についての資料が公開されました。

各県の取り組みなどものっており結構面白い資料だと感じましたので興味ある方は一読して損はないと思います。時間ある方以下どうぞ!(資料1,2が大まかな全体の現状について、資料3が大学の取り組み、資料4が宮崎県における取り組みですよ)

資料1:特定行為研修制度の推進について

資料2:都道府県における特定行為研修制度の推進について

資料3:在宅・慢性期領域における特定行為研修制度の推進について―本学(聖隷クリストファー大学)における特定行為研修の取り組みと評価―

資料4:宮崎県における特定行為研修制度への取組

少しだけスライドもだしておきますね(資料1より)

 

当初2025年には10万人!とかって言っていたと思うのですが、現在修了者が6000人弱・・・まぁ目標通りに行くとは思いませんし今後2年に費やしたとしても1万人~1万2000人程度が限界でしょう。

当院も昨年1名、今年1名と看護師さんに在宅領域の研修受けてもらっていますが、やっぱりもっと増やしたくてもその機会も場もなければどうしようもないですよね。

あと特定行為を本当に有効な施策とさせていくためには、どう考えても「特定行為を行う看護師さん自らが医療行為に伴う責任も担う」というのは必須だと思います。責任は医師で・・となっている限りこの制度が在宅で普及していくことはちょっと難しいと個人的には思います。

権限の委譲は構わないが責任の所在も明確に、というが多くの医師の考えだと思いますが・・・皆さんはお考えでしょうか?

 

いずれにせよ上記資料に書いてある内容のことは今後令和5、6年以降に実現していく内容かと思います。是非皆さん熟読して将来を予測してみてくださいね。

 

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