公開日:2022年10月25日

マイナ保険証&新制度議論からよく理解できる「医療制度改革の遅延の社会問題化」

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

マイナ保険証の制度化やその制度の補填のための新制度?確立への議論が喧しく行われていますね。

岸田総理 マイナ保険証持たない人に「資格証明書ではない制度を用意する」

 

基本的にはこの議論に関しては自分は岸田総理には同情的です。なぜならば基本的にはこの問題はこれまで議論、課題の解決を先送りにしていたことがようやく俎上にあがっただけだからです。

マイナ保険証の制度化は社会保障制度の効率化、システムの整備場でもどう考えても必須・・・しかもできるだけ早急に!

本来であればこれまでもっと早期に議論→制度導入にむけて動くべきものであったはずなのに、医療制度改革の遅延が常態化していたために結局抜本的には何も改革されずに時間が過ぎてきた、それが結局は最後に爆発した形になったのが今回だよね~というのが自分の認識です。

 

岸田首相も官僚サイドからの圧力があり今回の早急なマイナ保険証制度導入&妥協案としての新制度、となったと思うのですが・・・・正直ここに関しては、今やらざるを得なくなったのに対しては岸田首相に対しては同情的ですが、実行方法に関しては批判的です。

変化を嫌う大多数の国民に対しなぜ制度改革が必須なのか、そしてなぜ今しかないのかをもっと首相の口から自分の言葉で訴えるべき、そう考えるからです。

今回の改定に関しては120%絶対反対意見がでる&実際の政策の施行過程でもトラブル多数が予想されます。それでも将来のために今やらないと結局は困るのは将来の日本国民、つまり自分達の子供たちなんだ!っていう強い決意、一歩もひかずやり抜くんだ、という考えが確固としてあるのであれば、理解できる人には理解できるかと思います。(何が何でもなんでもとにかく反対、という人もいますが良識あるサイレントマジョリティーは自分はまだ一定数いると考えています。)

が、実際は自分の言葉で国民に直接向き合い説明せずに・・・・・ちょっと残念ですね。

 

基本的には自分はこの改革には賛成です。(医療者で賛成している人って少ないんじゃないでしょうか!(^^)!)時間軸や財政面から考えても今やらないといけない改革ということも個人として十分理解はしています。なので首相にはもっと言葉をうまく活用して政治をおこなっていってもらいたいなと思いますよ。

首相はもしかしたら正しい行動をしていればいつか国民は理解してくれる・・・そう考えているかもしれません。が、自分は本来は国民に説明し、同意を得、そして賛同してもらい一緒に行動してもらう、そういう態度や市政が国のトップには必須なんじゃないかなと思いますがいかがでしょうか?

 

皆さんは上記議論について如何お考えですか?またこの制度改革が将来の社会保障制度改革全般にむけて絶対必須だと考えていますか?医療制度改革の遅延の社会問題化についてはどう解決すべきだと思いますか?

 

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