医療機関におけるエンパワーメントはどうあるべきか
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
皆さんエンパワーメントって言葉ご存じでしょうか？よく組織論では「現場に権限を付与すること」っていうニュアンスで使用されていますよね。
ただ医療の現場ではエンパワーメントっていうと、患者さんに権限を付与する、という意味でつかわれることが多いのかなと思います。
患者さんや家族が医師や看護師に言われた通りのことを守るだけでなく、目標を設定して主体的に行動できるようにしていくこと、それを支援していくことをよく看護の現場では患者さんへのエンパワーメントって言っているかと思います。まぁ患者さんに「自身の健康を自分事として理解してもらい自分で考え行動できるようにする」っていうことですよ。
さてそんなエンパワーメントですが、自分としては個々の現場での患者さんへのエンパワーメントよりは医療機関、組織内でのエンパワーメントをどうすべきか、ということの方に興味があります。医療機関は運営、経営上の問題に加えて資格職の問題がリンクしてくるため、現場への権限移譲の方法についてはよくよく独特なアイデアが必要なのかなぁと感じていますよ。
エンパワーメントについて勉強になる記事ちょうどみつけましたのでご紹介します。マイナビさんからです。興味ある方一読してみてください。
エンパワーメントとは？活用のメリット・デメリットと、組織の力を高めるためのポイント
ふむふむって感じです。医療機関、特に看護においてのエンパワーメントはい２０１１年の記事ですがこちらも興味深かったです。医学界新聞より
日本の労働環境におけるエンパワーメントの在り方とは
病院をつくるまでに、どのようなエンパワーメントが医療機関において望ましいのか、そしてどの程度まで付与すれば現場が活性化し、ひいては医療の質の向上、アウトプットの寄与するのか、離職率の低下をもたらすのか、自分なりに勉強や研究していきたいと思っています。
皆さんの組織は現場へのエンパワーメント、進んでいますか？？
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