公開日:2021年04月21日

中国製のワクチン、シノバックの有効性は低い??~チリでの結果から~

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

中国は自国製のワクチン、シノバックを手に諸々外交政策を勧めていますが、そのもの自体の信頼性がどうなんでしょ?っていう疑問があるようですね。

独立行政法人経済産業研究所 から

中国製コロナワクチン接種率が高いチリ、感染が再拡大…他国でも感染者数が減少せず

シノバック製ワクチンの有効性は54%

注目すべきはチリの状況である。チリ政府は7日、新型コロナウイルスの感染状況の悪化を受け、「10日と11日に実施する予定だった制憲議会選挙と地方選挙を5週間延期する」と発表した。チリは最もワクチン接種が進んでいる国の一つだが、このところ感染が再び拡大している。その要因として指摘されているのは「制限措置の緩和が早すぎた」ということである。チリはワクチン接種率が1%未満だった1月に体育館やカジノなど一部の商業施設を再びオープンし、移動制限も緩和した。接種率が50%を超えた2月になって初めて制限措置を緩和したイスラエルとは対照的である。

チリで接種されているワクチンの種類にも関心が集まっている。チリで接種されているワクチンの90%が中国製のシノバックワクチンであり、残り10%が米ファイザー製ワクチンである。ちなみにイスラエルで接種されているのは米ファイザー製、英国は英アストラゼネカ製、米国は米ファイザー製と米モデルナ製である。

チリ大学の研究者らは6日、「シノバック製ワクチンの有効性は54%だった」と発表した。54%という数字は、世界保健機関が示した有効なワクチンについての最低値(50%)をやや上回る程度にすぎない。これに対し、ファイザー製やモデルナ製のワクチンの有効性は90%を超えており、アストラゼネカ製のワクチンの有効性も約80%である。

統計サイト「アワー・ワールド・イン・データ」によれば、ワクチン接種率が20%以上と比較的高いにもかかわらず感染者数が一向に減少しない国の相当数が、中国製ワクチンを使用しているという。中国製のシノファームワクチンを主に接種しているバーレーン(接種率は約30%)、ハンガリー(約25%)、セルビア(約22%)やシノバックワクチンを主に接種しているウルグアイ(約21%)などがこれに該当する。

ブラジルで大量に発生しているとされる変異ウイルスの影響を指摘する声もあるが、接種率が高いのに感染状況が改善しないのであれば、接種しているワクチンの有効性との関係を調べる必要があるだろう

 

 

自分であれば・・・・中国製のワクチンはお断りですね。やはり信頼性がどうなっているのか、きちんと科学的に実証されているのか、非常に不透明かなと思います。ファイザー製のワクチン、コナミティが打てなかったとしてもおそらくは打たないでしょう。

それにしても発熱外来をやっている当院にもまだまだワクチン接種の連絡はありません。本当にワクチンのロジどうなっているんでしょうね。

 

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