公開日:2021年01月13日

北大敷地内薬局は白紙に~<公的機関では決定までの過程を明確にすべき!>

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

以前昨年の10月に北大の敷地内薬局の選定について少しだけ触れました。↓こちらです。

北大の敷地内薬局選定の闇~なの花薬局がなぜ選ばれたのか?~

その後どうなったか、コロナの影響もありすっかり頭の中から片隅に追いやられて意識していませんでしたが、先日このような形でニュースが出ていました。道新さんより

北大内薬局、選定白紙へ 近く発表 審査過程の調査

「 大学敷地内に調剤薬局を開設する事業者を決める公募審査を巡り、北大がこれまでの選定結果を白紙撤回する方向で検討していることが12日、分かった。事実上の事業者となる優先交渉事業者は既に選定され、白紙撤回されれば異例の事態となる。北大は審査過程に関する学内調査を実施中で、その結果を基に近く正式決定し、記者会見を開く方針だ。

 公募は2018年7月に始まり、実質最終となる2次審査には、調剤薬局最大手のアインホールディングス(札幌)、メディカルシステムネットワーク傘下のなの花北海道(同)、札幌発祥の日本調剤(東京)、ドラッグストア大手のツルハ(札幌)の4社が進んだ。ただその後の審査は遅れ、優先交渉事業者に、なの花北海道が決まったのは昨年7月だった。・・・・」

 

敷地内薬局の開設は時節を鑑みると大学の収入源として重要になってくるのは理解できます。ただその事業者の選定が、大学のみの利益を追求してなのか、それとも札幌市全域、ひいては北海道全体を見据えた上での選定だったのか、それとも個人的な利害関係の中からの選定だったのか、プロセスは明確にしておく必要があると思います。

北大はなんだかんだ言っても公的な機関ですので、透明性は確保されるべきですよね。

 

北大がどの薬局を選択するのか、今後札幌市内の中~大規模の各病院が敷地内薬局を選定していく際の判断基準にもなると思います。改めて選ばれる薬局はどこになるのか、そして前回の選考過程はどのような過程だったのか、しばらく注視していきたいと思います。(アインさんになるのかなとかって思っていますが)

 

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