公開日:2020年11月14日

【もはや常識?】これからの開業は在宅医療か専門特化かの二択・・・

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

コロナ禍の影響で病院経営が厳しくなってきている話は皆さんよく耳にしていると思いますが、診療所も大きくはかわりありません。

長引く患者さんの受診抑制によって、外来診療をメインとする診療所経営に関しては科に関わらずこれから数年は厳しい時代が続く、そう自分は考えています。(とりわけ小児科や耳鼻科は苦しいでしょうが)

当院に関して言えば在宅医療の需要は相対的に増加していますこと、外来診療の比重が高くないことから経営的にはあまり大きな影響を受けてはいません。今後数年コロナ禍の影響が継続したとしても在宅医療の分野に関わっている医療機関は比較的安定した経営をしていけるのではないかなと感じています。

 

札幌でも昨今開業されている先生は従来型の専門医→専門診療の外来特化型開業がほとんどだと思いますが、そのような開業スタイルは診療を10年15年続けるつもりであるのであればややリスキーではないかと個人的には考えていますがどうでしょうか?決して開業が無理とは言いませんが、年々減少していく外来患者さんにこだわって診療継続するより、明らかにニーズが増えていく在宅関連の診療をした方がメリットが高いのは自明の理のように思えます。

 

ただ既存の病院でしか診療したことがない医師が開業に際し在宅医療をやろう!と考えたとしても実際には

1:在宅医療の知識、経験不足

2:在宅関連の多職種ネットワークの不足

3:24時間対応も含めた診療体制の構築

などがネックになってくるかと思います。どれも一朝一夕でできるものではありませんが、既存の当院のようなクリニックと協力体制を構築して開業する、というのも一つの選択肢になるのかも知れません。

 

当院は現在開業準備のために在宅医療を研修している先生もいますし、当院で在宅医療を研修後に管理者となった先生、また分院の院長として開業した先生もいます。在宅医療に診療でも開業面でも興味のある先生いましたら是非ご連絡くださいね。

 

 

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