公開日:2017年12月22日

心地よく自宅で過ごすための工夫

あっという間に22日ですね・・・・・・

 

こんにちは、悲しいニュースをみつけました。

「末期がんの妻を楽にしてあげたかった」 夫を逮捕

状況がよくわかりませんがご夫婦の苦悩や苦痛を取り除くため、在宅医療者は介入していなかったんでしょうかね・・・誰か少しでも話をきいてケアしてあげるだけでも状況は違ったのにと思うと、こんな結末を迎えてしまうのはとても残念ですね。

訪問診療の適応となる終末期の患者さんは保険診療の面からも、また患者さんの医療費の自己負担の面からも現実的にはかなり限られるのが現状です。うまく外来診療やそこからの往診を利用したり訪問看護を医療保険や介護保険で利用したり、またはケアマネさんをきちんと選定するなり工夫をすれば癌の終末期の患者さんでも心地よく自宅で過ごすことはできますが、そのTIPSって一般急性期の病院の先生や外来の看護師さんだとなかなかわからないことが多いですよね、というか知らないのが当たり前だと思います・・・・・

外来診療では通常の疾患の患者さんの診療はもちろんきちんと行いますが、上記のような本当に困っている患者さんの支援も看護師さんと一緒にどんどんやっていきたいですね。

ということで今日は時間がないのでこの辺で・・・・



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