第一回健康教室を開催しました

明日から12月ですね・・・・・

 

こんにちは、昨日11月29日ですが当クリニックにおいて地域の皆様を対象とした第一回健康教室を開催致しました。

今回は転倒予防についてと自宅でのリハビリ指導ということで、当訪問看護ステーションリハビリセラピストの方々に講師となってもらいました。

↓PTの谷藤君です。

↓血圧測定なども行いましたよ

残念ながら自分は訪問診療に出発してしまったため皆さんと話をする機会はあまりありませんでしたが、参加した方からは大変ためになりましたとのアンケート結果を多数頂きました。

地域で活動するクリニックとしてもちろん外来診療と在宅医療は重要ですが、予防医療や住民への健康の啓蒙活動も非常に重要だと思っています。12月は少し忙しいため開催しませんが、1月から定期的に、医師や看護師、ソーシャルワーカーやケアマネなどが講師となり地域の住民の皆さんの健康増進をお手伝いしていきたいと思っています。

 

次回からHPにて事前に開催お知らせいたしますので興味ある方は是非ご参加ください。お待ちしています。

 

 


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がん末期の患者さんのケアマネジメントについての改定

今日はかなり寒いですね、運転はスリップに気をつけましょうか・・・

 

こんにちは、今月当院に新しく入職されたケアマネさん、これまでケアマネ経験がなかったこともあったので<大変なことあるかい?>って聞いたところやっぱり書類作成の多さと手続きの煩雑さにはやや困惑しているとのことでした。ケアマネさんって利用者さんや他職種に見えないところでの書類の作成、管理って本当に大変ですよね。

特に末期のがん患者さんの場合、都度都度ケアプランの変更と担当者会議の開催をしていたと思うんですが、今回11月22日の社会保障審議会の介護給付費分科会で以下の資料がだされていました。

資料1のP22から

 

ということで、これまでがん末期の患者さんのケアプランって大変であんまり積極的には受けたくないってケアマネさんが少なからずいたような気がしますが、今回の改定が実現すれば負担減&評価増って形になるので少し頼むこちら側としても心理的ハードルが下がりそうですね。

この書類とサー担の問題は以前からずっと問題だと思っていたので今回のこの案が現実化されることは強く希望します。皆さんもそうですよね?

 

さて本日の気になる医療?記事はこちらです。食について、医療記事というか雑感のような記事を見つけましたので一読してみてください。たまにはこんな記事も読むのは面白いかと思います。

食事についてきちんと考えるって薬どれ飲むか?とかよりよっぽど大事な気がしますね。

農林水産政策研究所より 江戸の食に学べ

 

 


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失神の原因と診察について

時間をみつけて更新していきたいと思います・・・・

 

こんにちは、今日はいわゆる失神について少し書いていきたいと思います。

外来診療でもよく相談していますが大体皆さん”急に目の前が暗くなって”とか”気が付いたらトイレで倒れていた”とかって訴えられます。

失神の原因は色々あるのですが頻度でいくと①血管迷走神経反射②薬剤性③貧血、がやはり多いかと思いますが、他にも脱水や低血糖、不整脈や一過性の脳虚血発作、てんかん、心因性反応なども頻度としては高いため鑑別診断にはあがります。

診察の手順としては①問診と身体所見②採血検査③必要に応じさらにCTや胸部写真、心電図、となります。

多くは問診でその時の状況をお聞きすればおおまかには判断できますが、なかには危険な失神もあるためやっぱり受診されたときには検査は必要と考えています。

人によってはさらに専門医への受診を促したり、または簡単なお薬調整や生活や排便状況の指導で改善することもあるため、まずは失神発作が起きたときには受診を考えてみてくださいね。

ということで簡単に失神の原因と診察について書いてきました。参考にしてみてください。



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在宅医の会の忘年会に参加してきました。

12月は例年忙しいですが今年はどうなるでしょうか・・・・・

 

こんにちは、昨日は札幌市内の在宅医の集まりに和田先生と一緒に出席してきました。20時から開始の在宅医の会の忘年会(いつもだとそろそろ寝る時間ですが)・・・・・色々な先生がこられて交流させて頂きました。

↓20人近く集まって楽しく食事してきましたよ。

↓坂本先生からのヒトコト中・・・・・

それぞれの先生のお考えなども聞くこともでき、自分と和田先生も来年度にむけての抱負などを話し、在宅医の各先生方に協力をお願い致しました。個人的には、名前はお出ししませんがとある病院の先生の話が一番びっくりした内容でした・・・・・

それにしても結構皆さんお酒飲むペースが早くて、一緒に飲んでいるとあっという間に自分は眠気がピークに・・・・朝7時からの外来もあるため10時前に申し訳ないですが退室してきました。

在宅医同士の交流の機会ってお互い相手のことを理解するのにとても大事だと思います。先週も実は自称若手在宅医でも集まりあったんですが、体力の続く限り一応顔出しはしようと思っています。12月ってこんな集まりまだまだあるんでしょうか、頑張りたいと思います。

 

さて今日の気になる医療ニュースはこちらです。11月28日に行われた経済財政諮問会議の経済・財政一体改革推進委員会の社会保障ワーキンググループにおいて、平成30年度に向けての社会保障分野の改革工程と現在の状況について資料が発表されました。

来年度以降どうなっていくのか、これもよくわかる資料かと思いますので興味のある方は一読してみてください。

資料1 および 資料2 から

個人的に気になったキーフレーズは<病床機能分化の推進><介護サービス事業者におけるインセンティブ><アウトカムに応じた介護報酬><かかりつけ薬局・薬剤師の推進><調剤報酬の適正化><高齢者の重複投薬や多剤投与を含む処方の在り方>でしょうか。

皆さんは何か気になる点あったでしょうか?



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なぜ自宅での死を選ぶ日本人が増えているのか

ロイター通信での動画内容です。短いですので見てください。

なぜ自宅での死を選ぶ日本人が増えているのか

 

この動画をみて皆さんはどう感じますか?

この動画が突きつけること・・・自分は<国民全員が死を他人事ではなく自分の事として、避けられない事実として考え、改めて現実を直視せよという覚悟を求めている>ように感じます。下手な文字1000文字より2分の動画の方がインパクト、ありますね・・・・

皆さんは何を感じましたか?

 


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平成30年度(2018年度)診療報酬改定の基本方針の資料がでましたね②

続きです。

資料2-2 及び 資料3 から

 

マイナンバーを絡めた金融資産を国が把握し課税する、後期高齢者の保険料負担の限度額の上限見直しなどの内容ですね。

法人税率はかなり安くしていますが、個人への課税は消費税もあわせるとかなり負担感が大きくなりますね。厳しい時代が予想されそうです・・・・



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平成30年度(2018年度)診療報酬改定の基本方針の資料がでましたね①

朝から往診で始まる1日でした・・・・

 

こんにちは、早朝往診からの7時からの外来と少しドタバタとしていました。さて今日の内容は上記の内容そのままですね。平成30年度(2018年度)診療報酬改定の基本方針の資料を少し見てみたいと思います。

第109回社会保障審議会医療保険部会 から

資料1 と 資料2 より

というわけで個人的に気になるフレーズを抜粋してみようかと思いましたが今回のこの資料は総論的なものなので全体の流れをみることが重要かと思います。

ちょっとめんどくさいですけれど短いですので是非全文お読みください。

 


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病悩期~終末期にかけて、尊厳のある医療を受けるため

11月も終わりますね。今週も頑張っていきましょうか・・・・

 

こんにちは、札幌市内のクリニックさんではインフルエンザワクチンが足りない状況が継続していますね。クリニックによっては「一見さんお断り」ってなっているところもあるようです(京都の料亭みたいですね・・・)

当院はまだ在庫がありますので大丈夫ですが、なくなりそうになったらやっぱりそうなるのかなぁ・・・・うーん、まぁひとまずまだ利用できますので打っていない方いましたら来院してください。

さて先日の小樽の高齢者医療を考える会ですが、自分が講演するだけでなく参加者の人にも色々話を聞いてみています。一番聞きたかったのは自分が体調が悪くなった時にどうしたいのか、自分で考え周りの人と相談していますか?っていうこと、つまりACPが普及しているかどうかでしたが、参加者の人はそれぞれ「どうして欲しいか決めてはいるが周りには伝えていない」「考えは漠然とあるけれどきちんと考えていない」「家族とも話はしていない」という感じの返答でした。

時間の関係で2,3人にしかお聞きすることができなかったんですが、おそらくそれが大多数の方の意見なのではないかと思います。

在宅医療をうまく活用するための下準備としてACPは不可欠・・・・(というか自分の希望する医療を受ける上で、と言い換えていいかと思いますが)、それで全てが解決するわけではありませんが、病悩期~終末期にかけて尊厳のある医療を受けるためには必要条件であることは確かではないでしょうか。

なーんてことを少しだけ話してみていますが、今後ACPって誰が主導してすすめていくのか、地域包括ケアの中で在宅医がするのか、ケアマネか、訪問看護か、どうなっていくのかは少し気にして考えて行きたいと思います。おそらく現在の論調では法制度できちんと定義されるような気がしますが・・・どうなるか皆さんはどう考えますかね?

 

さて本日の気になる医療ニュースはこちらです。まずは中身確認してみてください。(気になるところは今井が赤文字としています)

山陽新聞より

岡山市「ACP」手順の手引作る 家族らと終末期考えるきっかけに

岡山市は、末期がんや老衰など自宅で療養する患者向けに、本人や家族、かかりつけ医らが話し合って事前に治療や介護方針を決める「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」の作成手順や意志表示例を記した手引を作った。在宅医療推進の一環で、終末期の在り方を考えるきっかけづくりにも活用する方針。

ACPは、終末期に望む治療法や療養場所、患者本人が意志表示できなくなった場合の代理決定者の選定などについて、家族や医師らとあらかじめ話し合い、共有するプロセス。欧米が先進地とされ、市によると、国内で自治体が手引を作るケースは珍しいという。

手引はA3判の二つ折りで、タイトルは「もしものために~話し合い つたえておこう 事前ケア計画」。余命が短くなった際に告知を望むか▽余命が延びる可能性があれば、つらい治療でも受けるか▽人工呼吸器の装着を希望するか―など7項目のチェックリストをはじめ、受けたくない治療や大切な人に伝えたいことといった自由記述欄を設けている。話し合いの参加者や日時など意志決定までの過程を記録するスペースもある。

市が昨年行った在宅医療に関する意識調査では、意思疎通できなくなった場合に備えて延命治療の拒否などの意向を記載した書面を「作成したい」と回答した人は56・4%に上った。一方、実際に「作成している」は2・9%にとどまったため、ギャップの解消が必要と判断した。

市医療政策推進課は「家族や医師らと話し合うことで、患者や周囲もより納得のいく決断ができる。手引を通じて、もしもへの備えを考える機会をつくりたい」としている。

1万部作成。当面は市医師会を通じて周知を図り、来年以降、市民向けの講座などで活用する。希望者には市民病院(北区北長瀬表町)内の市地域ケア総合推進センターなどで配布している。

 

 

このギャップって小樽もそうですがやはり全国的な問題なのでしょうね。どう取り組んでいったらいいでしょうか・・・・・


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小樽で高齢者の終末期医療を考える会に参加、講演してきました。

さて日曜ですがいつも通り診療です・・・・・

 

こんにちは、昨日は午後1時30分から小樽で高齢者の終末期医療を考える会に参加してきました。自分の時間は大体1時間程でその時間で講演を行って参りました。

↓講演会後の質問タイム

↓会終了後小樽の先生や薬剤師さん、看護師さんなどと

講演自体はできるだけ参加者の方に有益になるように工夫したつもりですが、楽しんでもらえたかどうか・・・・でも在宅医療を受けたいと思う人っていうアンケート、講演前には3割くらいだったのが、終了後再度同じ質問したところ7割くらいの方が挙手してくれたので、きちんと自分の講演の目的は果たせたのかなと思います。

その後は高村先生や澤田先生、並木先生、松島先生、吉田先生、明石先生など小樽の先生方や、訪問看護師さん薬剤師さんなどと楽しく懇談させて頂きました。

帰りの道中は小樽市立病院の並木先生と札幌まで道中ご一緒させて頂いたんですが、在宅や小樽の医療情勢の話もそうですが、それ以外の色々と深い話をさせて頂き大変有意義でした。

小樽の先生方講演に招いて頂き大変ありがとうございました。また呼ばれればいつでも参加したいと思っていますので気軽に声かけて頂けるとうれしいですね。

 

ということでまずは簡単に更新終了です。これ以外にも週末は色々あったんですがまた次回の機会に・・・・


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在宅医の診療ルート

あっという間に11月も終わりそうですね・・・・

 

こんにちは、連日大雪が降っていますが事故のないようには気をつけて診療していきましょう。

さて先日ですがごう在宅クリニックの松田先生が当院に見学に来られました。目的は電子カルテについて知りたいとのことで3時間程当院に滞在し自分や医療事務からモバカルのことについてレクチャーを受けていました。

松田先生は色々考えてモバカルを検討しているとのことでしたが、一人医師で外来メインでの診療をするのであれば、ダイナミクスの方がいいのではないでしょうかってお伝えしました。モバカルのいい点は、在宅での使い勝手の良さ・・・・その分外来で運用するには少し手間がかかります。ここの部分の実際について、バランスを松田先生がどう考えるかによりますかね。

外来ではちょっと手間かかるモバカルですが、面白い機能もあります。例えば過去のブログでも見せたことありますが、医師の診療ルートなども地図で表示することができます。

例えば今日の北区を中心に訪問する先生の診療ルートマップはこんな感じです。

こんな感じですね。他にも掲示板機能やスケジュール機能など在宅分野のカルテとしては機能は充実しています。外来では・・・・・ですが実際の運用などについて興味のある方は気軽にお問い合わせください。

 

さて本日の医療記事はこちらです。先日自分のブログでも取り上げたオピオイドの過剰服薬の問題ですが面白いデバイスがでてきたようです。今後どうなっていくのか、興味はもって注視していきたいと思っています。

The FDA Has Blessed Its First Medical Device to Tackle Opioid Withdrawal

オピオイドの離脱症状を緩和する機器をFDAが承認

麻薬性鎮痛薬(オピオイド)の依存症に苦しむ人々はまもなく、公式な救いの手を差し伸べられるかもしれない。米食品医薬品局(FDA)の発表によると、脳に直接働きかける「ニューロ・スティム・システム・ブリッジ(Neuro-Stim System Bridge)」が600ドルから800ドルの価格で、脱オピオイドの治療用にすぐにでも販売されることになったからだ。

ニューロ・スティム・システム・ブリッジは一見したところ、耳の後ろの肌につける単純な装置だ。チップを用いて、痛みの情報を処理する脳の部位を刺激することで、オピオイドを止めたことによる離脱症状を緩和する。診療所では過去に離脱治療のために使用されていたこともあるが、FDAは急性あるいは慢性の疼痛の治療用に承認しているだけで、オピオイドの離脱に関連する症状には認められていなかった。

医療関連メディアであるスタットが指摘しているように、離脱治療に対するこの装置の有効性を支持する証拠は限られている。FDAは、73人の患者に対する一件の研究を引用しているだけだ。しかしこの一連の実験では、装置を5日間使用したところ、88%の人々がオピオイドからの離脱に成功したという。とにかくその装置は、依存という圧倒的悲劇に対抗するための初めの一歩となったのである。

今後、より多くの解決策が出てくる可能性はある。 今回報告したような装置は、麻薬性のある薬品を根絶するための有望なアプローチの1つに過ぎず、その間に、より良い鎮痛剤の探求もまた続けられているのだ。

 

ということでした。さて今日は明日の講演会の資料の最終チェックと夜は若手?在宅医の集まりに顔を出してみたいと思います。がんばらないと・・・


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