公開日:2015年09月30日

グループホームへの訪問看護について

今日は西区の病院での退院時カンファレンスに参加してきました。元々入居していたグループホームへの退院を希望する患者さんです。病院で施設側と相談しましたがやはりGHでは吸引などの医療処置をどうするか、エアマットなどの福祉用具の体制をどうするかが今回も議題に上りました。この話題はGHでの看取りを考えるときに常に問題となります。福祉用具に関してはまあ介護保険が使えないですが交渉次第で安くなるため自費でしかたないとしても、やはり老衰で嚥下機能障害があり、誤嚥性肺炎を併発している患者さんの場合どこまで吸引などの処置をするのか、だれがやるのか、夜間はどうするのかをきちんと話する必要がありますね。今回の患者さんはしばらくは医療保険での訪問看護を特別指示書を発行し対応することを考えますが2週間しかつかえないのが難点です・・・・・・月マタギでも4週間が限度です、その後はどうしようかなと考えています。現実的に施設職員が対応できるかというとまず無理で夜間は医師か看護師が呼ばれることになります。GHでの看取り、個別のケースによりますが制限がある分ハードルが居宅での看取りより高いかなと思っています。

今後GHや特養、老健などの施設で癌の患者さんも含め看取りをすすめていくのなら訪問看護の問題はさけて通れなくなりますが国はどう考えているのでしょうか。できれば制度の早期変更を希望しますがおそらく実際働いている医師、看護師などもそう考えていると思います。制限なく訪問看護が入れるようになればある程度変わるのでしょうが現状では看護師が入れないなら医師にのみ負担がかかることとなります。それでは手足がない状態での在宅医療の提供となるので多くは望めないでしょう。

札幌の在宅医療でもたくさんの問題はありますが、一緒に色々な問題を考えて解決のための方法を考えていける医師や看護師さん、興味あればいつでも連絡くーださい。