公開日:2018年04月13日
看護協会は先を見越して看護師が在宅へ出向するシステム、枠組みつくりをしていますね。一方医師会は・・・【訪問看護出向事業ガイドラインを読んで】
こんにちは、本日も外来と在宅診療の札幌の医師@今井です。
これからの在宅医療の普及に向けて医療職がどのように行動していくのかは非常に重要なステップだと考えていますがやはり看護協会は先にむけて色々動き出すのが早いですね。
さっそく病院から訪問看護ステーションに看護師を出向させるための手引書を作成しています。
日本看護協会 より
在宅療養支援ができる看護師の育成に向け「訪問看護出向事業ガイドライン」を公表
中身は一度読んでもらえればよくわかりますが、結構細かく出向させるための準備から出向した後の研修内容など詳細に書かれておりこれ読めばなんか自分の病院でもできそうかなって思える内容になっています。
やっぱり声だけ「在宅だ!在宅だ!」って言っても先に進まない訳で、システムつくりやガイドライン、手引書などを作成する行為って非常に大事だと思います。看護協会のこの取組は単純に素晴らしいなって思えます。
一方医師会は・・・個々の医師会では色々していますが日本医師会レベルとなると実践的なガイドラインの作成はしていないのではないでしょうか?
まあとにかくこのガイドライン、看護協会が結構本気でつくったなって思えるような内容ですので一度皆さんもみてみるといいかと思いますよ。よかったら感想教えてくださいね。
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