公開日:2026年06月29日

To Choose is to Let Go

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井で

週末に今後の法人の方向性について諸々考えていました。何を選択していくべきか・・・選択肢に正解がない分やっぱり迷いますよね(^^♪ただ同時に思ったことは”選択する”っていう行為は表裏一体だよな、と。

何かを選択するということは、必ず何かを選択しないということでもある。当たり前のことなんですが、これって意外と日常の中で意識できていないんですよね。

今井が在宅医療を選んだとき、脳外科の手術を手放した。法人を大きくすることを選んだとき、こぢんまりと自分だけで診る医療を手放した。一人旅を楽しむ時間を選ぶとき、家族と過ごす時間を少し手放している・・

どれが正しい選択かという話ではないです。ただ、何かを選ぶ以上、必ず何かは選ばれない側に回る。これは避けられない。

こういうことを考えるようになったのは、在宅医療の現場で患者さんやご家族の「選択」に何度も立ち会ってきたからかもしれません。

「自宅で過ごす」を選べば、万全の病院での医療体制は手放す。「病院で治療を続ける」を選べば、自宅での日常を手放す。「延命治療をしない」を選べば、可能性のある時間を手放す。どれも間違いじゃない。でもどれを選んでも、何かと引き換えになっている。

患者さんやご家族が「どちらを選ぶか」で葛藤しているとき、今井はいつも心の中で「どちらが正解かじゃなくて、何を大切にしたいかを一緒に考えよう」と思っていました。週末に色々考えた選択肢の中で、今井がとるべき道は「自分が何を大切にしたいか」が結局は教えてくれることになるでしょう(^^♪

もう一つ改めて気づいてたことがあります。

選択と表裏一体でよく言われるのが「得ることと失うこと」ですが、今井はもう少し広い意味で表裏一体を感じています。

たとえば、「強み」と「弱み」は実は同じコインの裏表だったりする。

今井はせっかちで課題解決のタイムスパンを短く求めすぎる癖がある。これは「弱み」です。でもその裏には「早く前に進みたい」というエネルギーがある。それは在宅医療を開業して法人を育ててきた原動力でもある。

「頑固」と「軸がある」も紙一重。「優柔不断」と「慎重」も見方次第で変わる。

自分の嫌いなところも、見方を変えたら強みの裏側だったりする・・・・なーんてことが実は結構あるんですよね(^^♪

人生ってグラデーションの中で選択し続けることなんだと思います。クリアカットに「これが正解」と言えることは案外少なくて、何かを大切にするために何かを手放しながら、少しずつ自分なりの答えを作っていく。

「AかBか」じゃなくて「今の自分は何を一番大切にしたいか」——この問いを忘れないようにしていたいなと、週末に改めて感じた次第です。

さて皆さんは今日は何を選択し、何を選択しないのでしょうか?(^^♪

今日も札幌は涼しく過ごしやすそうですね。今日が皆さんにとって素敵な1日となりますように!!

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