公開日:2026年06月08日

医療の成果ってなにで測定するのでしょうか?【年々膨らみ続ける医療費問題にチームみらいからの提案「成果連動型診療報酬制度」を安野貴博が解説】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です

ヤフーの記事で社会保障制度に関して気になる記事を見かけましたのでシェアします。皆さんはこの記事の内容についてどう考えますか??6月6日の記事です。

年々膨らみ続ける医療費問題にチームみらいからの提案「成果連動型診療報酬制度」を安野貴博が解説

今井は文中にある

「高額療養費制度の見直しは費用対効果で合わない」、「情報共有のためのシステム整備を全国的にすべき」

といった意見には全面的に賛成します。

一方で題に入っているような「成果連動型」の診療報酬については正直無理ではないかなと思います。医療の成果はひとそれぞれ・・・・数字だけでは測れないですし、測定可能なもので医療の価値を規定してしまうと、それ以外のものが切って捨てられる可能性が高くなります。

 

さてここで小話一つ。

先日とある外来患者さんが、「先生、実は・・・」とご家庭の複雑な事情とそれに向き合っている自分や家族の辛さについて滔々とお話をされました。幸い外来も暇でちょっと時間あったんで自分は傾聴に徹していたのですが、20分くらいの話を聞き終わった後にその患者さんから

「先生聞いてくれてありがとうございました。実はこの話、この40年誰にも話できていなかったんです。今までの数年の外来通院でできた先生への信頼から今回こういう話初めて他人にさせてもらったんですが、何かいままで溜まっていた胸の澱というかもやっとした感じがなくなった気がします。ありがとうございました。」

と少しだけ顔が晴れやかになって帰っていかれましたよ。

 

こういう一見数字では成果を生み出さないような無駄とも思える会話、でも患者さんが人間としてよりよく生きていく上での医療(医師)の関わりとしては、非常に重要な関わりではないでしょうか?今井はやっぱり医師ー患者って単純に割り切れたり測定できるものでもないし、現場目線で考えると成果連動の診療報酬っていうのはしっくりこないかなと思ってしまいます。まだ人頭制の方がいいかな(^^♪

 

社会保障制度は海外の状況を調べれば調べるほど、どの国も迷い、模索し、新しいことに挑戦しています。成果連動型がいいとは思いませんが、それでも新しいシンプルなシステムに移行すべきではないかと思いますが、皆さんのご意見はいかがでしょうか?よければ教えてくださいね。(チームみらいの方も現実になるかどうかよりは変化を求めての政策提言なんでしょう。その意気は素晴らしく応援はしたいと思います(^^♪)

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2026年版】法人の歩みと「これから描く未来図」について

いまいホームケアクリニックの診療実績はこちらです↓

【2025年】当院の活動を数字で振り返る

在宅クリニック、有床診療所、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所・・・なぜ当法人がそれらを運営しているのかを知りたい方はこちら↓

【2026年版】なぜ私たちは「複合体(クリニック・病院・訪看)」である必要があるのか?

3診療所で随時医師募集しています。内容確認の上是非ご連絡ください↓

【2026年版】在宅医・総合診療医、そして「法人内開業希望医」募集!~医師としてのキャリアと経営マインドを磨く~

看護師、MSW、リハスタッフ、ケアマネさんなど募集中。一同じマインドをもつスタッフと一緒に働きませんか?↓

【2026年版】多職種連携のリアル~看護師・MSW・リハ職が「主役」になれる職場~

アクティブに活動する医療法人でクリニック運営、人事部、広報活動などを情熱をもって一緒にやっていきませんか↓

【2026年版】「医療」を支えるのは医師や看護師だけじゃない!事務長候補・人事・広報などの総合職を本気で募集します!!