「自分のしたいこと」と「組織が求めること」の相違・・・その対応について
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。
最近医療業界の多職種、色々な方と話をしていると、組織の中で求められているマストな業務と自分のしたいことのギャップの狭間で葛藤している人が結構いるのかなと感じることがありました。とくに医療や介護の現場では専門性と個人の志が強く出やすい分、業務の方向性と自分の思いにギャップを感じやすいってこともあるのでしょうが・・・皆さんも感じたことありませんか??
今井個人としては人それぞれそのような葛藤をもつことは極めて自然だと思っています。だって個人と組織が完全に方向性一致、なーんてこと100%ないですよね。どんなにうまくいっている夫婦だって100%の同意はないのと同じく、個人と組織の求めるものって絶対に違ってくるはずです。
ただ大事なのはそのギャップに対しどう対応するか、これだと思います。
今井個人の考えとしては医療機関という場は組織で業務をする必要がある一方、個人の表現の場でもあると考えています。たとえばですが・・・・患者さんへの対応方針やチーム全体での連携の仕方には、組織内である程度のルールや期待があります。「この手順で!」「これは大事にして」「これはマスト」などなど。
それはこなしつつ、さらにそれに個人としてしたいことを+αでそこにどう折り合いをつけるかは、個々のスタッフのプロフェッショナルとしての姿勢が問われるところではないかなと。
決して自分のしたいことは後回し、するなと言っている訳でありません。逆に自分のしたいことや大切にしている価値観はぜひ周囲に共有してほしいと思います。大切なことは「自分の思いを、どうチームの仲間と共有し組織の目的や役割と一致させるのか」を一考えることではないでしょうか?
たとえばですがMSWや看護師が「もっと時間をかけて患者さんと向き合いたい」という思いがあるなら、それをどうチーム内で実現できるか、どう時間を捻出するのか、スタッフ全員を巻き込んで業務時間の配分や役割分担の工夫に取り組むべきでしょう。
それをしないで「自分はこれをやりたい」「自分のやりたいことがここではできない」っていう意見を言っている医療者はただの甘えに過ぎず、結局そんな人はどこにいっても自分のやりたいことなんてできないし、どこでも文句を言うだけで終わる人になってしまいます。
個人と組織のズレを感じたとき、ただ黙って我慢or文句を言うのではなく、「自分の視点を持ちつつ、組織の視点も理解しようとする姿勢」&「周囲を巻き込み動かしていく行動力」が何より大事なのではないでしょうか?
ちなみに今井個人の考えとしては・・・「やりたいことがあるならマストの業務をきちんとこなした上で自分のやりたいことをやれば?その時間捻出の創意工夫は上から言われることでなく現場の自分達でやっていこうぜ!」ですかね。
皆さんの周りではいかがです?「ここでは自分のしたいことができない!」、なーんて職業人として甘いこと言っている人、いませんか?
*当法人はもちろん組織として各業種にマストはお願いしていますが、それをこなした上で個々人が自分のしたいことをするのは全くもって否定はしません。と言うか肯定していますよ!(^^)!自分で自分のやりたいことをしたいなら是非以下チェックして応募してくださいね。一緒に働きましょう!!(もちろんしてもらうことはしてもらいますが)
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