基本的には敬老パスの縮小はやむなしではないでしょうか？＜どうなる札幌市の“敬老パス”の行方 高齢者向けサービスはどこまで公費で負担か 新制度を巡って市議会は最終日も各会派が意見＞
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
札幌市では現在敬老パスを巡って色々議論されていますね。以下３月２６日のヤフーさんからどうぞ↓
どうなる札幌市の“敬老パス”の行方 高齢者向けサービスはどこまで公費で負担か 新制度を巡って市議会は最終日も各会派が意見
基本的には自分は高齢者だからという理由で、通常の１割～３割負担の料金で公共のインフラを利用できるという現状は是正されるべきかと思います。論点となるのはただ１点のみ、劇的に変化する少子化、高齢者の増加に対し制度が持続可能かどうかという視点です。高齢者＝社会的弱者、と一括りにするのは絶対に反対です。（同様に前から言っていますが小児や生活保護者の医療費無料にも反対の立場です）
単純に人口推移の統計をみても、どう考えても負担者と受益者の割合がアンマッチすぎるので、そんなに深く考えなくてもこの制度が持続難しいのは明白だと思うんですよね。
あとはどうやってこの制度をゆっくりと収束させていくのかという政治マターになると思いますが・・・まぁ現行の制度の受益者（つまり高齢者）からの反発は必死でしょうから、長期的な視点で是非是正してもらいたい、子々孫々のために段階的に負担率を上昇させていく（３割～７割程度）っていうのが妥当かなと思います。（自分が現在高齢者で受益者だったとしてもこの主張は変わらないと思います。）
時間をかければかけるほど世代間格差が大きくなっていき財政的にも余裕がなくなっていくのではないかと思います。次世代のため、子供達のためにどうすべきか、皆さんはこの問題に対してどう考えますか？そして札幌市はどう対応していくのでしょうか・・・
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