なぜ在宅の診療所が順調なのに有床診療所/病院をしたいんですか？との質問には・・・

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

たまにに外部の人から、表題のように

「なぜ在宅の診療所が順調なのに有床診療所/病院をしたいんですか？」

との質問がきます。なぜわざわざリスクをとって有床診療所するの？って。確かに現状だけみれば何もする必要はありません。在宅と外来だけ、同じようにしていても、法人自体は確実に２０年～３０年はもつでしょう。ただそれ以上の長いスパンで考えるとどうなるか・・・正直先行きが不透明で、在宅医療もいつまでこれだけの人と物とお金を使えるのか、と思っています。

なくならないもの、ずっと医療の本質として必要なもの・・・そうなると医療の原点である入院医療っていうのはどんな時代になっても絶対になくならないですよね？だから１００年スパンで継続する医療法人って考えた時に入院医療は外せないかなと。

あとはリスクに関しての考え方でしょうか・・・一人で在宅クリニック始めた１０年前もそうですが、自分のリスクに対しての考え方は

「何も行動しないことが最大のリスク。」

「小さなリスクをコツコツとることで大きなリスクを回避できる。」

ですよ。皆さんはどうでしょうか？楽しくリスクテイカーしてますか？

さて現在も来年度開設する有床診療所/病院のスタッフプレエントリー受け付けています。興味ある医療職の方いたら気軽にご連絡くださいね。

札幌の中央区、西区で在宅医療の核となるようなものをつくれたらなと思います!(^^)!連絡お待ちしています～。