【虫の目、鳥の目、魚の目】医療職全般に比較的共通しているのは・・・
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
最近色々な医療職の方と話をしている時にふと気になったのですが、医療職全般、皆どうしても短期的なスパンであったり、目の前で起きている事象のみを気にしたり、長期スパンや複合的な視点を持ち全体の流れを見て考えるなどの視野が少し欠けているのではないか、そう感じることが多くなったかなと感じましたよ。
昔から物事を考える時には「虫の目、鳥の目、魚の目」とはよく言われていますが、この考えって医療職の方には是非改めて認識して大事にしてもらいたい・・・そう考えています。言うのもなんですがちょっと解説すると↓
虫の目：虫のように近いところから物事を注意深く見る視点。複眼のようにさまざまな角度から物事を見ることを意味
鳥の目：高い位置から俯瞰的に全体を見回して見ること。空を飛ぶ鳥のように、物事を高いところから俯瞰する視点
魚の目：潮の流れや干潮満潮という「流れ」を見る視点。魚のように潮の流れにのって（時代の波に乗り）行動することの重要性を示唆
となっており、総合して複合的な視座から物事を考える重要性を教えてくれていますよね!(^^)!（シンプルな言葉から深く物事を考えられる日本語って素晴らしいですね）
ともすれば目の前の事象に集中してしまう、臨床優先の現場レベルではいい医療職程そうなってしまいがちですが、細かな虫の目しかもっていない医療者ってよくないと思うんですよね。もっと鳥の目や魚の目をもつ広い視野を持つ医療者が増えて欲しい・・・最近なんとなーくそう感じていますよ。
皆さんの周囲の医療者の方はどうでしょうか？？
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