２０年後の社会保障制度はどうなっているかを考える

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

自分は事業を５０年１００年スパンで継続させたいと思っています。自分達の今の努力は次の世代によりよい医療、事業を遺すためにある・・・そう思って日々考えながら行動しています。

でも５０年先を予測するのってかなり難易度は高いですがよね？けれど２０年先くらいならある程度考え予測することは可能かと思っています。理由としては二つあって

①社会保障制度の変革はある程度ゆっくりと進むこと（大きな変化は社会が不安定になるのでできない

②医療の移り変わりが大体２０年年スパンとなっていること

が挙げられます。②に関しては少し説明すると過去の医療、社会保障制度はざっくり言うと以下のように総括されると今井は考えています。

１９８０年代：中高年が医療のメイン、がんや生活習慣病が少しずつフォーカス（入院医療と外来医療はまだ発展途中）

２０００年代：高齢者医療の機運高まる、認知症やがん治療が充実しつつあり医療の高度化が加速する時代

２０２０年代：人口の高齢化に伴い在宅医療や在宅緩和ケアがフォーカス、地域包括ケアが発展するフェーズ

そんな形である程度テーマが２０年くらいで移り変わっていると自分は認識しています。

さて本題、では２０４０年代のテーマは何になっているでしょうか？皆さんはどう考えますか？

自分は

２０４０年代：働き手不足顕著。医療の効率化がさらに発展、病院、外来、在宅の現場でウェアラブルデバイスやAI利用、医療介護の機械化が当たり前に。かつタスクシフトの行きつく先として医療の責任が各職種毎に問われるように。入院医療が再度フォーカスされる。医療、介護難民発生し社会問題化。予防医療の黎明期。かかりつけ医が制度化しており機能しつつある。

となると予測しています・・・まぁテクノロジーの大きな進化もあるかも知れませんし正確ではないかもしれませんが、概ねそんな感じで間違いないんじゃないかなと。

そのための準備、今から考えていきたいと思います!(^^)!自分が生きていく時代は選べないので、せめて今生きている時代を楽しみたいですね！！

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